こんばんは、ココアこと田中貴子です。

 

神戸読書会の翌日4月9日は、4度めの岡山訪問。

 

岡山在住の心友・小馬さんのおかげで、倉敷のような王道だけでなく、阿波温泉のような秘境奥津峡の紅葉 と知る人ぞ知る、とっておきの場所にまで詳しくなりました。

今回も、プラン作りに、当日の長いドライブに、心をこめてくれた友人に感謝しきりです。

 

当日は、前日の雨が上がり、晴れ間も見えて、お花見日和に。

 

折しも、岡山市街は、ほぼ満開。

 

数日前は全然咲いてなかったのよーと話す友人の言葉から、東京より幾分遅い桜だったようです。

 

山へ向かう沿道では、桜に桃に、ピンクの花の饗宴。

 

桃が特産の岡山ならでは。

 

ピンクの花が咲きそろうのをみて、幸せいっぱいになりました。

 

まずは最初のお目当て、真庭市の里山にある、樹齢1000年の「醍醐の桜」を見に行きました。

 

ようやくの咲き出し、3分くらいの開花でした。

地元のニュースによれば、10日に満開!

今週末まで見頃だそうです。

http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/info/detail_2.jsp?id=3788

 

9日の午前中はこんな感じでした。

 

花が淡くピンクに色づいているのが見えるでしょうか。

 

間近に寄るほど、畏敬の念を抱きたくなる、たたずまいです。

 

デジカメや、スマホのカメラでは、この迫力は納めきれません。

 

撮った写真を大きく引き伸ばしたのを見て、改めて感動!

 

大きな木は根元に、土地の神さまを感じて、お辞儀をしたくなります。

 

はるかかなたの鎌倉時代から、人々に大事に守られ、村で暮らす人々を見守ってきた桜。

 

ぐるり1周しながら、長い年月を静かに想像しました。

 

 

車なら、さほど距離のないところにある、岩井畝の大桜は、まだこれから・・・といった感じ。

 

こちらも、樹齢800年!

 

地元のおじさんが、シイタケや、クロモジ健康茶(葉)を販売していました。

 

木に巻き付いたような細かい枝から、蕾が見えます。

 

躍動する息吹が、木に満ち溢れているようです。

 

 

帰宅して調べたら・・・

たった数日で、花の開花状況は変わるんですね。

 

写真でその後の様子がここで見られます。

 

最新情報の花はここから⇒

 
醍醐の桜と、黄色のミツマタの花を合わせたら、華やかさが加わったので、お互い写真の撮りっこに。
 
里山の空気は、ひんやりとしていたけれど、心はすでに温かです。
 
満開の時期は渋滞にまでなるらしく(納得です・・・)、これはこれで最善と、次の場所へと移動しました。
 
ランチで訪れた北房の桜並木は、圧巻の満開。
 
なのに誰もいなくて、友人と2人占め(笑)
 
都心ならば、ピクニックシートを敷いて、あちこちで宴会が催されそうな程なのに。
 
静寂の美しさに、心でシャッターを切ろう。

それが一番いいんだと、カメラをおろして、ただただ味わいました。

 

私たちは桜を見るなら、もっと咲いてと、つい期待してしまいます。

 

せっかく観に行ったからには、一番いい状態でみたい。

 

できれば、雨が降らず、風が少なくて、晴れて青空だったらと。

 

でも、どんな形であれ、観に行かれたこと自体が幸せ。

 

やり繰りして、かけがえのない時間を友とつくれたことが幸せ。

 

感想を言いながら、この日をまた思い出すのも幸せ。

 

岡山の旅、まだ続きます。

 

一緒に旅する気分で、味わっていただければ嬉しいです。

 

読んでくださって、ありがとう。