こんばんは、ココアこと、田中貴子です。
旅日記の続き、
今回は20日午前中に体験した坐禅の巻です
京都旅日記(その1)はこちらから
http://ameblo.jp/meguru1701/entry-11309285544.html
(その2)はこちらから
http://ameblo.jp/meguru1701/entry-11309990411.html
坐禅といえば・・・・
先日8日にも鎌倉・建長寺にて、初坐禅をすでに体験し
た私。
Doトレ♪♪鎌倉の巻
http://ameblo.jp/meguru1701/entry-11297045245.html
実は、21日の心屋さんのBeトレ・建仁寺坐禅を
申し込んでから、Doトレ鎌倉版坐禅を申しこんだので、
今月は集中して坐禅実践ブーム?のような感じです。
今回体験した建仁寺塔頭 両足院のHPによると、
グループでも個人でも、
坐禅体験の予約が出来るようになっています
ここで、ヨガもあったりと、広く開かれた場のようです。
気になる人は、ここもご覧になってみて下さいね。
京都・祇園の賑わった一角にありながら、ここの建仁寺
の門をくぐると、静かで厳かなムードになります。
両足院では、庭を眺めているだけで、参加の皆さんからの
感動の溜息
あるいは、カメラのシャッターを切る音がします。
また、久しぶりに会った仲間同士での嬉しそうな笑い声も
して、ふんわりとした柔らかで、自由な感じが会場にありま
した。
Beトレ参加者が総勢46名とか・・・
でも、ギチギチ詰め込まれている感じにならないのは、
皆の譲り合う優しさとか、親しみの気持ちかな。
初めてさんの方が多い場所だったけれど、
何となく隣同士で、近所でと、話せて、楽しそうだなと
期待値がぐぐ~んとアップしてきました。
そんな庭の写真↓
坐禅後の、お食事<精進料理>
結構豪華で、ビックリ ↓
お坊さんの日常の食事はもっともっと簡素。
あくまでも、お客さま仕様なのだそうです。
食事前に、五観文(ごかんもん)を皆で声に出して読み、
全てお膳にあるものは、ひとつも残さずに、
ひと口ご飯を残して、ご飯茶わんにお茶を注ぎ、
一切れの沢庵で綺麗に拭き、最後にすすって終りに
して下さいと副住職さまからのお話もありました。
食事後も、延命十句観音経(えんめいじっくかんのんぎ
ょう)というシンプルなお経を唱えました。
様々な人(生き物全体をも含む)の手を借りて、
出来上がった食事に感謝する。
食を丁寧に味わう、贅沢なひとときでした。
天気予報では曇りだった土曜も、坐禅の頃から
本格的な強い雨が降ったり止んだりで、
あっという間に目の前が、しっとり濡れて、綺麗に洗い
流され、空気がひんやり浄化していくようでした
心も静かに・・・清らかになっていくような気持ちです。
副住職さんの講話で、今も心に残っているのは、
『姿勢をまっすぐにし、呼吸を整えていけば、
心も落ち着いてくる』
という言葉。
これを意識して実践し、そうなんだと実感するのが、
坐禅の場なんだと感じ取ることができました。
出てきた感情から、どんどん思考を進めるのでなく、
出てはポンと手放す、出てはポンとただ”手放す”
のだそうです。
私の場合、
「雨が降ってきたなぁ・・・・・このあと大丈夫かしら?
午後はまた予定を変えた方がいいかな???」と
考えそうになる自分を手放すのは、やっかいでした
こんなときは、ひたすら呼吸に意識を向け、
吐くときに、数字を数えるのが有効なようです。
「いちぃ~~、にぃぃ~~、さんぅぅ~~、しぃぃ・・・」と
続けて、じゅうぅぅ~~まで行ったら1セット。
また1に戻って10までのセットの繰り返し。
数え忘れたら、また1からのやり直しで行うとのこと
でしたが、果たして・・・あのときは、6までは数えられた
かどうかだったかと思います。
10まで行かなかったです
邪念ありまくり・・・・
本で分かった気になっていても、実際はさにあらず
「くよくよを放牧する」
http://ameblo.jp/meguru1701/entry-11269993233.html
自分のブログでいながら、今もう一度読み返したら、
そうか、そうかと、
入門のほんの入り口レベルは、実感・納得できました
それが、ちょっと嬉しいです。
やってみると、分かる。
分かる質が変わるって、感激です。
読んで下さって、ありがとう。