「膝が痛いから、今日は外へ出ない」
「腰が痛いから、なるべく動かないようにしている」
高齢の方から、このようなお話を聞くことがあります。
痛みがある時に無理をする必要はありません。
痛みの原因によっては、まずは医療機関での診断や治療をしましょう。
その上で
「痛いからまったく動かない」状態が長期間続くこと
にも注意が必要です。
痛みをきっかけに活動量が減ってしまうことがあります。
例えば、膝に痛みがあるとします。
最初は、
「長い距離を歩くのはやめよう」
だったものが、
「買い物へ行くのをやめよう」
「散歩もやめよう」
「階段を使わないようにしよう」
と、少しずつ活動範囲が狭くなることがあります。
すると身体を使う機会そのものが減っていきます。
活動量が低下すると、足腰の筋力や体力も低下しやすくなります。
すると、
膝・腰などが痛い
↓
動く機会が減る
↓
筋力や体力が低下する
↓
立つ・歩くことが大変になる
↓
さらに動かなくなる
という悪循環が生まれることがあります。
その結果、最初は「膝が痛い」という問題だったものが、
「外出できない」
「一人で買い物へ行けない」
「椅子から立つのが大変」
という日常生活の問題へ広がってしまうこともあります。
大切なのは「痛みゼロ」だけを目標にしないことです。
急性期の痛みでは、安静が必要な時もありますが
慢性的な痛みがある高齢者では、
「痛みが完全になくなるまで何もしない」
という考え方だけではなく、
「今の身体で安全にできることは何か」
を考えることも重要です。
例えば、
椅子から立つ。
家の中を歩く。
身の回りのことを自分でする。
体調に合わせて外へ出る。
こうした日常生活そのものも身体活動です。
ご家族が気づきたい変化としては、
高齢のご家族が、
「膝が痛い」
「腰が痛い」
と言っている場合、痛みの程度だけではなく、
その結果、生活がどう変わったかにも、注目してみてください。
以前は毎日散歩していたのに行かなくなった。
買い物へ行かなくなった。
家の中でも座っている時間が増えた。
人と会わなくなった。
こうした変化があれば、身体だけでなく生活全体を見ることが大切です。
訪問マッサージでは、通院が困難な方などに対して、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師がご自宅へ伺い、身体の状態に合わせて施術を行います。
私たちが目指しているのは、単に「痛いところを揉むこと」ではありません。
その方が今できている生活を、できるだけ長く続けられること。
立つ。
歩く。
トイレへ行く。
家族と食事をする。
外へ出る。
こうした日常を守ることも大切だと考えています。
目黒訪問リハビリマッサージ協会では、
「寝たきりにしない・させない・つくらない」
を理念に、訪問マッサージを通じて在宅生活をサポートしています。
「痛みがあって外出する機会が減ってきた」
「親が以前より動かなくなった」
そんな変化が気になった時は、お気軽にご相談ください。
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