サプリメントは、紅麹サプリメントの問題などからネガティブな印象を持たれることが増えましたが、必ずしも悪いものではありません。
重要なのは、サプリメントをどのように正しく活用するか、そしてその必要性についての正しい認識を持つことです。
私は学生時代からサプリメントを使用してきました。
例えば、運動をしている際には、プロテインを摂取しています。
これは、食事だけで必要なタンパク質を十分に摂ることが難しかったためです。
一般的に、一日に必要なタンパク質の量は体重1kgあたり1gで、例えば体重50kgの人であれば50g必要となります。しかし、スポーツ選手の場合はその倍の2g、すなわち100gが必要です。
タンパク質を食事から摂取しようとすると、例えば牛ヒレ肉100g中には約21gのタンパク質が含まれています。
焼いてもその量はあまり変わりませんが、吸収量は半分におちてしまいます。
そのため、一般の人であれば500g、スポーツ選手なら1kgの牛肉を食べる必要がある計算になるのです。
ちなみに、赤身肉を焼く際には有害物質であるヘテロサイクリックアミンが発生しやすいため、低温調理が推奨されます。
このように、食事だけで必要な栄養素を全て摂取するのは非常に難しいことがわかります。
サプリメントはその補助として役立ちますが、サプリメントだけに頼るのではなく、バランスの取れた食事と併用することが大切です。
また、すべての人がサプリメントを摂取すべきというわけではありません。病気の治療中や薬を服用している人は、サプリメントの摂取が薬効に影響を及ぼす可能性があるため、医師に相談することが重要です。
さらに、自分の栄養状態を正確に把握するためには、栄養解析の検査を受けることをお勧めします。
普段の食事で「バランス良く食べている」と感じていても、実際には身体に必要な栄養が十分に摂れていないことがあるからです。
例えば、ビタミンCの推奨摂取量は厚生労働省のサイトでは、成人で1日100mgですが、ストレスや喫煙、風邪などでビタミンCの必要量が増え、不足することがあります。
ですので、栄養解析は通常の健康診断とは異なり、より詳細に身体の栄養状態をチェックできるため、
自分の栄養の何が不足しているのか、また、なんとなくの不調が栄養不足に起因しているとわかるかもしれません。
これにより、自分に適したサプリメントの選択が可能になります。
サプリメントは健康をサポートする有用な手段ですが、適切な活用法と十分な情報に基づいた判断が必要です。
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