8月より今の古民家に引越しましたが
僅か1ヶ月半で、改修作業は一区切りのところまで、終えることが出来ました
引越当初は、炊事やお風呂を、屋根無しの屋外で行っていましたが
台風で屋根の役割を実感し(壁は不要だけど)、生活の場の為の改修が、急務でした
なんということでしょう~
数十年振りに、煤汚れた立派な梁や土壁が現れ、光や風が抜ける、憩いの場になったではありませんか
(ピアノが無いので、音楽は付けられず・・・残念)
現代建築ではもう見ることが難しい、曲線を描く太い梁は、釘を使わない組み木
その重厚感と空間の雄大さは、屋内で安全に焚き火が出来、100年以上経っても倒れる心配はありません
台所とリビングは土間に戻し、天井も高くなり、雨の日でも炊事やお風呂が快適に
解体の廃材は、かまどの薪に再利用
一方で、この扉も隠れていましたが、度重なる増改築時に、幾つかの梁や柱は切られたり
ベニヤや鉄トタンで覆われていた部分の白アリ被害などは深刻で
上部は立派なのに、足元はグラグラという、改修には困難な状態が明白になりました
そこで、近所の人や親せきの人たちが、昔のように散歩ついでにお茶話に立ち寄れる場所を一時でも再現しようと
道路側の従来の縁側だったところを、簡易のお茶処にしました
今後は、ユンボで倒す為に、壁や瓦などを分別しながら取り外す、解体準備に向かいますが
それまで、カギも扉も壁も無いので(笑)、いつでもお待ちしています
そして私たちは、そろそろピアノも迎えたいし、早くも2軒目の古民家整備が、始まりましたよ
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~自然と生き物のシンフォニア~
これからの世代の「生き方の選択肢」が増える為に
多様性×循環 「めぐり郷」大分県由布市
開拓跡を原生に還す
失われかけている日本の古き良きを体現し後世に伝え残す
地球と共に生き物を育む「シンフォニア農法」考案者、かじか