はい、ワシです
今日は不思議な感覚のする世界でした
ドンドン書きます
とても賑やかで大勢の人が楽しそうに行き交う歩行者天国に立っているワシ
雰囲気は昔の昭和の時代の東京の歩行者天国
皆、活気に満ちていてキラキラしている
ワシまで楽しい気分になる
色んなお店が並んでいる
ワシは1軒の洋服屋さんに入った
古着屋さんのようだが他の洋服を扱っている店を見てみてもどこも古着の様な商品しか置いていない
ふと「あぁ、この世界の洋服はボロボロになるまで再利用されるんだなぁ」と思った
江戸時代には資源を有効に使うため着物なのど布類は継ぎはぎして何度も使ったりどうしようもなくボロボロになった布は雑巾として使ったという
勿体ない精神が色濃く残った世界なのかな…
ワシはそんな事をあれこれと考えながら店内の洋服を見てまわった
レトロで鮮やかな色使いの大正着物が並んでいる、横にはそれらの着物をリメイクしたのか洋服が並んでいた
この世界はいらなくなったらすぐ捨てるという概念は無いようだ
現実と似ているが明らかに違う雰囲気に
「ほぉ・・・」と感心しながらあちこち見てまわる
買い物している人達もリメイク品が当たり前のようだ楽しそうに何を買おうか選んでいる
ワシは「いい世界だな」と思っていた
賑やかな街からは離れて地方に来たワシ
友達らしき人物数人と
「どっか行こうか」と話し合っている
「でも車ないから遠くて行けないよ」と誰かが言う
すると他の友達が
「じゃどっかで拾っていこうよ」という
「そうだねぇ」と皆口をそろえて賛成した
ワシは(車って落ちてるものなのか??)と不思議に思っていた
1台、空き地に放置されていたピックアップトラックを見つけ「これに乗って行こう♪」と皆で乗り込んだ
「ワシちゃん燃料入れて~」と500㎖位の瓶を手渡される
ワシはそれを知っているかのように座席の下へ手を伸ばし筒のような注ぎ口へ燃料を入れた
注ぎ口から溢れそうになる燃料
ギリギリまで注いで蓋をした
「OK」と運転席に座る友達に合図を送る
友達がエンジンをかける
かかった
「よし、出発~」と皆でワイワイと楽しそうに車を出す
ワシは考えていた
この燃料は何からできているんだろう@@
ガソリンのような軽油のようなニオイなのにさっぱり揮発している感じがない
食用のサラダ油のような感じだ
粘度もなくさらさらした感じの液体
この世界の何かを動かすための燃料も独特な進化を経ているようだ…
そして、みんなのモノは私のもの私のモノは皆のモノという考えが当たり前のようだ
何の悪びれもせず空き地の放置車を拝借して乗っている
きっと「使ったら元の場所に戻せばOK」という考え方なのだろう
盗みや悪用などの概念もないようだ
そもそも所有欲と言うものが無いのかもしれない
ある程度個人を表現して尊重し自分と他者を区別してはいるけど、みんな家族みんな仲間
助け合い協力し合うのが当たり前だから人のモノを使ってお咎めを受けることがない
まぁ、勝手に…使うのはちょっとルール違反かと思うけど…
きっと現実世界の「若気の至り」的な不良行為がこの世界の了解を得ないで勝手に物を使うという行為なのかな~
あれこれと考えるワシだった
見習うべき所が沢山あったように思える世界の夢でした
再利用し物を大切にする世界
少しの危険性のない燃料で動く車
所有欲に支配されていない優しい世界
この世界も全ての人が快適に幸せな日々を過ごせる時が来るといいですね
でわ、また~^-^ノシ