物語の始まりは、
あの酔い潰れた晩の事だ。
今、思い返せば。
二人とも、酷く酔っ払っていた。
何とか家に戻って来て、
氣が付くと、レイは、床に大の字で、
氣持ち良さそうに
イビキをかいて隣で寝ていた。
布団かけてあげないと風邪引くなー、
とボンヤリ思ったが、
動く氣になれなかった。
向きを変えて、
ボーっと壁を見つめていると、
また、あの感覚が来た。
それは、昔から、
いつも唐突にやって来る感覚なのだが、
『不思議の国のアリス現象』と、
私は心の中で呼んでいた。
頭がおかしいと思われるので、
この感覚の話は人に話した事はないが、
この感覚に襲われると、
自分の身体の大きさが、
分からなくなるのだ。
不思議の国のアリスの様に、
大きくなったり、
小さくなったりする様な心地になる。
何の前触れもなく、
どこかにチャンネルが合ってしまった様に、
その感覚は、たまーに訪れる。
この晩は、特にそれが酷くて、
身体の大きさだけじゃなく、
何だか全部がペラペラで、
本物の世界では無いように思えた。
だから、なんだか、
自分なんていう人間は本当は居なくて、
全てが、
誰かの夢とかなんじゃないのかな?
そんな風に思えて来た。
隣で寝ているレイを見た。
なんだか、知らない人の様にも思えた。
ザワザワした氣持ちになって、
考えてみた。
この世界が、本当は誰かの夢ならば、
誰かの夢が覚めたら、
もうレイも居なくて、
っていうか、
私も居なくなるんじゃないのか、と。
そう思ったら、
途端に怖くなった。
その謎に湧いて来た理論に
完全に支配された、
酔っ払いの私は思った。
『自分はここに存在している、という証明を手に入れないと!』
そうすれば、レイも私も、
消えずに残れると思えた。
良い事思い付いたけれど、
どうしよう、どうしたら?
自分に尋ねた。
1秒後、突然、閃いた。
『子供を作ればいい。』
こう思ったら、
途端に安らかな氣持ちになり、
不安なんか全部チャラにして、
レイの腕の中に潜り込んで眠った。
その数ヶ月後だった、
私の妊娠が発覚したのは。
間違いなく、お腹の子は、
あの閃きの後のS★EXで出来た子だろう。
つづく
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