今回は、息抜き記事の旅日記です。

 

長野県東御市にある、ヴィラディストガーデンファーム&ワイナリーに行って来ました。
オーナーである作家の玉村豊男さんが、1992年に葡萄の栽培を始めた地です。

ヨーロッパの葡萄畑のような雰囲気。
収穫は終わり、紅葉が進んでとてもキレイです。

以前に訪れたのは、5月の連休の時期でした。
その頃は、新緑が見事だったことを記憶しています。

 

ランチは11時30分からと、13時30分からの二部制。

完全予約です。

当初は早い時間で予約を入れましたが、満席との連絡を頂き遅い時間に変更しました。

テーブルに案内されます。

葡萄畑を見下ろしながらの席は、嬉しい!

 

せっかくですので、白ワイン・ソーヴィニヨンブランをグラスで注文。
ドライバーの夫は、自家製ジンジャーエール。

アミューズは、かぼちゃとベーコンのケークサレです。

前菜は、こちらの季節の野菜をたっぷり使ったサラダか、スープのいずれかをチョイスでした。

 

さつま芋、茄子、人参、エノキ茸、舞茸などのグリルの上にクレソンをはじめとした野菜がのっています。

クルミがアクセントになったソースでマリネされています。

メインディッシュは、野菜のトマト煮とチーズのソースの豚肉グリルをチョイス。

さつま芋のマッシュポテトは、粒マスタードと混ぜてあり、大人の味わい。

デザートは、カスタードのムースやマスカット、バニラアイスが薄いチョコで隠されています。

 

使われている食器は、全て玉村さんの作品で草花が描かれています。

 

この地ならでは、この季節ならではの風景とお料理を楽しめる、素敵なところ。

同じ地で取れた葡萄で作られるワインですから、料理と合わない訳が無いですね。

 

ワインラバーなら、是非一度訪れたいおススメのレストランです。

 

私は料理も好きですが、読書も好き。
レシピ本もついつい買ってしまいますが、一番好きな読み物は料理に関するコラム的な本。

ですので玉村豊男さんの本は、大好きです。
作物やワインに関することや、長く居たパリでの生活、世界中を旅しながらその地の食を堪能している様子など、食を通して世界を見ることが私をワクワクさせてくれます。

 

そのような書籍をはじめ、玉村氏が描いた様々なカードなど、ショップには玉村ワールドが花開いています。

今回も記念にと、使いやすそうなサイズのオーバル皿を購入しました。

 

お腹も心も豊かになった、美味しい旅となりました。

 

キッチンからメッセージ

 

「食用になる野草山菜のうち、人の管理下での植栽が可能なものが”ベジタブル”と呼ばれる。

生長・増殖する(vegetate)ことが可能(-able)と言う意味である」

 

By 「種をまく人」 著;玉村豊男(作家・ヴィラディスト ガーデンファーム アンド ワイナリー オーナー)

 

ヴィラディスト ガーデンファーム アンド ワイナリー

長野県東御市和6027