ガチ分析!世田谷区保活、入園するには?〜2025年4月〜 | 世田谷ママのブログ

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2024年3月出産し、世田谷で新米ママをしています。子育てのあれこれを記録していきます。

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本記事は、

世田谷区保育園入園を大真面目に分析し

区役所にも20回超電話した私が

 

・世田谷区保育園抽選の仕組み

・入園ボーダーライン世帯予想

・保育園見学から入園申請までにやったこと

・入園内定を得るためのアイデア集

 

などを書いています

かなり長いです、、


保活を攻略したい!なんとしてでも受かるには?

と頭を悩ませてる方の助けになれば嬉しいです

※あくまでも公式ではなく個人の考察

 

まず前提と結論ですが

我が家のスペックは下記で第3希望の園に内定しました!

 

・第一子(3月生まれ)

・両親共働きフルタイム(世帯年収は4桁)

・障害手帳や単身赴任など無し

・10月より有償預け(ベビーシッター)

 

→106点で1歳クラスに内定

 

では、本題へ

 

  世田谷区保育園抽選の仕組み

毎年9月に発行される「保育のご案内」に

詳細は記載されていますがざっくりいうと

 

「各家庭の生活・就労等の状況が点数化され

 高得点世帯から優先的に入園できる」です

 

この点数がいわゆる”指数”と呼ばれるものですね

毎年この指数表は少し変更がありますが

大まかな内容はあまり変わりません

 

2024年→2025年度の変更例を挙げると

入園申込時に対象児童を有償預けしている際につく加点の

”有償預け時間”が96時間以上と明確化された点や

近隣に無職の祖父母がいると減点だった項目の廃止などです

 

あくまでも各家庭の点数は申込時点(例年11月上旬)

での状況で計算されます

 

なので今現状点数が低くても

申込期限の11月まで時間がある場合は点数稼ぎを

することが可能です(アイデア編で後述します)

 

ちなみに指数の高い世帯の第10希望と

指数の低い世帯の第1希望では前者が優先されます

指数大事....!!

 

イメージ:

 

参考:保育のご案内はこちら

 

  入園ボーダーライン世帯予想

まず、点数が高い家庭は

 

・ひとり親世帯

・生活保護世帯

・兄弟が既に認可園に通園中

入園月に単身赴任世帯

 

などなど、、、他にも加点項目がありますが

多分この記事を見ている方の多くは上記に該当しない

入れるか微妙な家庭なのではないでしょうか

 

そこで区の公式発表データを元に

入園ボーダーラインがどんな世帯か分析してみました

 

参考にしたデータは以下です

 

 

①2025年度4月入園申込者数

②2025年度4月認可保育園一次入園可能数

③2025年度4月認可保育園二次入園可能数

※「世田谷区 保育園 バックナンバー」で検索

 

結論から言うと

指数105点(一般的な共働き家庭)で

世帯年収が1000万を超えている家庭

は落ちる可能性が高いです ※1歳クラス

 

ではなぜそう言えるのかを説明していきます

(長いので飛ばしていただいても大丈夫です)

 

まず各地域の2025年度4月の定員(= 一次申込可能数)

と申込数を並べるとこんな感じです

 

※申込数は区公表資料の「第一希望」の数が世帯数なのでその数値を採用

 

ただ、実際はアクセスが悪かったり直近で不祥事があったなど

人気のない園があるのが実情です

 

それらを加味(実際に一次申込で内定した数)

したのが以下です

※一次申込で内定した数=定員から二次募集時に空いていた数を引いた数

 

つまり、0歳児クラスであれば指数上位80%の家庭

1歳児クラスであれば上位60%の家庭が入園できます

 

となると指数上位何%に自分はいるのか気になりますよね

ここからはかなり甘甘な推計になります....

(区が申込者の指数分布は公表してないので)

 

まず上位層にいる

「ひとり親世帯」「生活保護世帯」「兄弟加点層」は

ざっくり15~20%程度だと思います

ロジックとしては、ひとり親世帯の世帯数データや

「兄弟枠は定員の平均1割ほどを占める」と保活している際に

聞いた情報から予測しています

 

他細かい加点条件があるものの

そんなに世帯数ボリュームのある項目は無さそうなので

スキップします▶︎▷

 

1歳クラスであれば残り約40%分を

指数中間層が勝ち取りに行くことになるわけです

 

指数中間層とは夫婦共働き世帯、105点の方々です

周りのママパパ友夫婦を頭に浮かべてください

多分ほとんど共働きでは無いでしょうか

就業構造基本調査の結果でも子育て世帯の約7割が共働きです

 

同じ105点であれば世田谷区は

世帯年収が低い順に優先されていきます

(他の詳細項目は保育のご案内をご覧ください)

 

ここからは区のデータでは無いうえ

少し古いデータですが下記の

「夫婦と子どもから成る世帯」を見ると

世帯年収〜1,000万円までで6割ほど

 

つまり1,000万円超えてくると人気園に受かる可能性は

低めになるかなと思います

 

※参考:「平成30年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)

https://statresearch.jp/nenshu/pref/households_nenshu_city_131121.html

 

(実際私の知人夫婦も世帯年収1,400万円ほどで落ちています

 別の世帯年収2,000万円の知人夫婦も無論落ちてます)

 

以下余談ですが、早生まれが保活に不利と言われるのは

参照される年収は前年分のためフル期間働いた分が

世帯年収計上されるから、と言う理由があります

 

  保育園見学から入園申請までにやったこと

上で書いた分析を元にして

真っ向勝負したら落ちるな、

と思った我が家がした保活です🔥

 

<5月頃>

保育園入園について調べ始める

0歳途中入園も視野に入れ出す

 

<6月頃>

家からのアクセス順に登園可能な園のリストアップ

途中入園可能な園の園見学


1歳クラス入園を目指す方は必ず

<1歳の定員数> - <0歳の定員数> を見て下さい

第10希望まで書いても0歳クラスのある園ばかりだと

枠がほとんど無いことがあります!!


我が家は

第一希望園:1枠 ※0歳クラスあり

第二希望園:3枠 ※0歳クラスあり

第三希望園:20枠 

第四希望園:15枠

第五希望園:4枠 ※0歳クラスあり

以下略


といった感じで1歳児クラスからの大規模園を

組み込んで順位付けしました

 

<8月頃>

途中入園の選択は破棄し、

母フルタイム復帰&有償預けによる106点狙いで腹括る

 

<9月頃>

更新版の保育のご案内を熟読

復職に向けて仕事及びシッターさんの手配や準備

4月入園候補の見学

 

<10月頃>

復職&シッターさん導入開始

 

<11月頃>

受託証明と就労証明書を入手し、いざ申請!

 

今年度より有償預けの加点条件に預け時間が

記載されたことが踏み切れた理由の一つでした

 

普通にシッターさんで勤務時間分埋めると

すごい金額になるので、フレックスで子が寝た後に働いたり

ファミサポさんや

料金の安いシッターさんを複数人掛け持ちしました

 

(認可外園も探したものの空きがなく断念...

 1歳の認可園落選組の受け入れのため1歳クラス枠を広げ

 0歳クラスを縮小している傾向にあるそうです)

 

いろんな作戦を練るためにも早く動いて損はないと思います

園見学も子供を連れて連日行くのは大変だと思うので

夏前などから始められるとゆとりが出ると思います

 

  入園内定を得るためのアイデア集

我が家は結局、

有償預けをして+1点を狙いに行きましたが

保活した際に色々な情報を得たので

それらをまとめます✏️

 

①障がい者手帳の取得

障がい者手帳4級以上のものを持っていると加点があります

ADHD気味な所が前々からあり、

たまたま直近診断をもらっていた方が

手帳の発行をして+1点できたと言う話を聞きました

 

②祖父母に有償預け

2025年度より近隣の祖父母が無職で面倒が見れる場合の

減点がなくなりました

また、加点項目に「別居親族に有償預けしている」があります

認可外に入れない・シッターは高い場合は

祖父母に有償で預けるのも1つかなと思いました

 

以前私が調べた際には、親族といっても時給1円とかはNGで

一般的にシッターサービス料金の最安値くらいで

契約書を交わす必要があったと思います

 

③いずれか保護者の単身赴任

入園月に単身赴任してさえすればいいので...笑

期間は問われないので短期間での単身赴任チャンスがある

企業に勤めていれば会社にアピールする手も

 

単身赴任歴は就労証明書内に記載欄があるので

実際は行かなかった、などだと後々バレると思います

 

 

以上長くなりましたが2025年度4月の保活戦闘記でした