こんな簡単な文でさえ、強調する音を変えるだけで、全く違った意味になります。
例えば、最初のThisに力を入れたとしたら、
「これって貴方のペン?」と誰かに聞かれて、
「ううん、それじゃなくって、Thisが私のペンよ。」というような場面になります。
でも、my に力を入れたとしたら、
「これってマイクのペンでしょ?」と誰かに聞かれて、
「えっ?、これはmyペンよ」と主張する意味になりますよね。
英語は、その場面場面を想像して、動作と同時に使ってこそ意味があると思います。
そうすると心が入るからです。
最近は、英会話を教える機会があまりないのですが、
毎日英会話を教えていたときに、私は、カードや絵を使ってゲームをするのが好きでした。
「大人なのにゲーム?」と思われるかもしれませんが、
ゲームをするときに、
Who’s next? 次だーれ?
とか、
I’m winning. 私、勝てそうね。
みたいな、ことを言うとき、
動作と言葉が合うのです。
テキストがないと、動作と言葉が一致することが多い。
そのとき、言葉に本当の意味や気持ちがこもる。
だからゲームのクラスをすると、初級者でも英会話の醍醐味が味わえる気がします。
1人で音読したりするときには、もっともっと具体的な場面を想像しながら、
もしくは実際にちょっと身体を動かしながら英語を読んでくれると、
きっと、いざというときにも、体と言葉が一緒に反応して、本当の会話になる、と思います。
そんな風に勉強してほしいです。
だって、英会話だって、「会話」なんですから。勉強じゃなくって。
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