みなさん、こんにちは💕
めぐみ音はがん患者、がん経験者で結成された合唱グループです。
めぐみ音メンバーの須田志保美が書いています。
一昨日の７月16日はめぐみ音メンバーが歌の練習以外で集まりました。
と、言うのは９月１５日に行われるコンサートについてのミーティングだったんです。
メンバー以外にもボランティアで手伝ってくださる方も来ていただきコンサートの運営について話し合いました。
昨年から始まっためぐみ音
「希望の虹コンサート」。
昨年は何が何だか分からず、進行や裏方の仕事をすっかりボランテイアの方に頼ってしまっていました。
私たちが歌うためにボランティアでいろいろ手伝ってくださる方たちがたくさんみえるのです。
本当にありがたいですが、甘えていられません。
今回はメンバーでできることは何でもやろうと意思統一しました。
そして、今、残念なことにメンバーの中の何人かが体調が良くないとのことなんです。この暑さが原因の１つなのでしょう。
早く良い状態になって欲しくって、出席メンバーでがんをどう克服するかと言う話になりました。
めぐみ音の練習の時にはそんな話をすることはありません。
同じがん患者ですが、皆それぞれ違います。
病状も、環境も、治し方についての考えも、
皆それを知っているから必要以上の話はしないのかな？
いろいろな考えを全てを乗り越えて、克服で大切なことは
「がんであることを忘れること」
「怖がらないこと。」
忘れるために歌うのか、歌っていたら楽しくて忘れちゃったのか！
メンバーの中には興味のあることにどんどんチャレンジしている人もたくさんいます。
和太鼓、フラダンス、楽器の演奏などなど。
「今を、人生をできる限り楽しんでいます。」
私事ですが、私は２度がんを経験したおかげで、性格が180度変わりました。
いつも人や物事を批判して、人目が気になってしょうがない超ストイック人間だったのに。
好きな歌を歌って、上手くもないのに人前で歌うことが嬉しくて、楽しくて仕方ありません。辛い手術だったけどそれでがんはぜーんぶなくなったと信じています。（完全に無くなりました）
肝臓の奥の方に転移したがんを取り除くために、胆嚢もとってしまいました。
何だかそのおかげで、お腹の空気が溜まるスペースが人より容量があるのか、息が長くなりました！
指導してくださっている本田美香先生が、私のことをメンバーの中の歌が上手くなった人MVPだとおっしゃってくれました！
注意！一番上手い人ではなく、一番上手くなった人（自分比）です。
だって、初めのころは手術の跡が痛くて、痛くて、息も絶え絶えだったんですから。楽しくて仕方ないから痛みも忘れて歌っていたら人並みに歌えるようになったのです。
そんな私なので、みんなの話を聞いて、
「やった、やっぱり私、がん完全に克服したな！」
と帰宅したのでした。
そして最後のオチですが、
メンバーの１人からメールが入ってその中に
「22日のコンサートは歌いたくても歌えない頑張っているメンバーにエールを送るつもりで歌いましょうね。歌える自分たちの体調や環境に感謝しなくてはね。」という内容でした。
そうなんです。
感謝です、感謝です。
最近本当に体調が良いのでそれが当たり前になって自分の体調に感謝するのを、そして、この環境に感謝するのを忘れそうになります。
自分にも「ありがとう。」
大切ですよ！
もちろん、すべての出来事、人にも感謝です。
まずは７月２２日、日曜日
歌と癒の交流マルシェでのコンサートでめぐみ音、歌います。
毎日暑いですが、お近くの方、気楽に来られる距離の方はぜひいらっしゃってください。
歌以外にも、カフェやマルシェも楽しいですよ。
歌は下手ですが、実はプロ級（プロです）の私の作品の出展、楽しいワークショップも開催します。
遊びに来てね〜
読んでくださってありがとうございます。
今後のコンサート
♪歌と癒の交流マルシェ
７月２２日（日）
日進市にぎわい交流館
アクセス←詳細はこちらを参照ください
