みなさん、こんにちは💕
めぐみ音はがん患者、がん経験者だけで結成された合唱グループです。
めぐみ音メンバーの須田志保美が書いています。
5月12日土曜日、金山でのコンサートがあります。
金山総合駅南口を出てすぐ、金山南ビル インターコモン1階 特設ステージで歌います。
いつもステージではメンバーの代表が各曲に対する思い入れを語らせていただいています。
金山のコンサートでは6曲を歌います。
1、めぐみの詩(うた)(めぐみ音オリジナル曲)
2、365日の紙飛行機
3、明日があるさ(めぐみ音バージョン、替え歌になってます)
4、今を生きる(めぐみ音オリジナル曲)
5、みんながみんな英雄
6、手の平を太陽に
金山のコンサートまでの間、私の曲に対する思いを語ることにしました。
今日は「365日の紙飛行機」
良い曲ですよね〜!
たぶん、めぐみ音の多くのメンバーが一番好きな曲ではないかなと思います。
と、言いますのが、歌う時の声の大きさが、
大きいです!
張り切って歌いま〜す!って感じです。
いつも練習の時に
歌唱指導の本田美香先生から
「元気に歌うのは良いけれど、出だしから声が大きすぎ!
朝の空を見上げてそっとお願いしているのだから、ここはそっと歌ってください!」と注意されますが、
コンサートの動画を見るとみんな元気一杯大きな声です。
この歌も、とても丁寧に歌い方を指導していただいているのに、いざ歌うとなると、みんな大はりきりでテンション高めです。
それほど好きなんだと思います。
私もこの歌にはかなりの思い入れがあります。
ちょうどこの歌が主題歌だったNHKの朝の連続テレビ小説をやっていた時、
私は2度目の癌宣告を受けて、何度も病院で検査を受けて、
「即手術しないと、急激に進行する。」と言われていました。
「でも、もう手術したくないな。手術しないで治らないのかな?」
「何で、何も悪いことしてないのに2度もがんになるのだろう!?」
と、かなり大変だった時期に折に触れ、この歌が私の耳に飛び込んできました。
ちょうど新しい仕事をしようと歩み出したばかりの頃で、
歌詞のように私の夢、もう1人の私はやりたいことを実現して行くこと。現実の私は癌がどんどん進行して行く。
その頃の私はかなりの偏屈だったので歌詞で元気付けられるわけでもなく「365日の紙飛行機」の歌詞と自分を比べて「あーあ。」と思っていました。
今から思うと、自分で口に出して歌を歌ってみたら良かったなと思います。
おかげさまで、多くの皆様のおかげで順調に回復しました。
すっかり良くなった頃に、母の癌が悪化し私が介護することに。
2人同時に大変な事態にならなかったことに母と私は感謝しました。
そして、私はめぐみ音で歌うことで元気になり、家でもめぐみ音で練習した曲を歌っていました。
この「365日の紙飛行機」を私が歌うと、母も朝ドラを見て知っているのでいつの間にか歌っておりました。
「歌うと気分が良くなる。」と言っていました。
私たちのように歌唱指導を受けて歌を歌うことはとても楽しいですし、体調も良くなりますし、心も体も元気になります。
でも、たとえ1人ででも声を出して歌ってみてください。
それだけで心が軽くなります。
「365日の紙飛行機」を病院でのコンサートで歌わせていただくと観客の皆さんも一緒に歌ってくださいます。
もし、ご家族や身近な方で病で苦しんでみえる方がみえたら、ぜひ側で歌ってあげてください。
そんな時は元気一杯大きな声で!
読んでくださってありがとうございます。
今後のコンサート
♪めぐみ音コンサートin金山駅前
5月12日(土)午前と午後の2回公演
午前の部 11:00~11:40
午後の部 14:00~14:40
金山南ビル インターコモン1階 特設ステージ
♪歌と癒の交流マルシェ
7月22日(日)
日進市にぎわい交流館
アクセス←詳細はこちらを参照ください