心のバロメーターに香りの処方箋 | 本質を極める ~わたしの価値観~

この記事は公式HPのブログからの転載です。

 

 

明らかに具合が悪いときや、
大きな感情の変化にはすぐ気付きますが、


自分のことって、自分にとっては当たり前なので、
客観的に把握することは意外と難しいと思います。

 

 

大きな問題が起きたときは、心身ともに負担にはなりますが、

それに気付くことができるため、すぐ対処することができます。

 

 

逆に、小さな何気ない問題やストレスは、

ボディブローのように少しずつじわじわと精神に効いているのに、

それに気付かずスルーしてしまったら、

ある時、ささいな出来事でノックダウンしてしまう場合があります。

 

 

そういう見逃してしまう小さな問題や、

本当はダメージを受けているのに

「このぐらい大丈夫、気にしない」

とやり過ごしたとき、

対象物を使って自分の状態を把握することができます。

 

 

例えば、私は体調のバロメーターになっているのが

コーヒーとお酒です。


元気なときは飲めるけど、

ちょっとでも調子が良くないと受け付けません。

 

 

よく考えてみたら、みなさんも自分なりの基準がきっとあると思いますし、

食べ物は毎日のことなのでわかりやすいと思います。

 

 

では、心のバロメーターになっているものはどういうものでしょうか?

 

うちのサロンでいうと、

アロマの香りや、施術によるセラピストの手によって、

今の自分の状態を把握することができます。

 

 

選んだ香りによって、

今の心理状態や体調を読み解いたり、


誰かに触ってもらうことで、

自分の体の固さやコリやハリという状態に気付くことがあります。

 

 

サロンに来られた方は、

その日選んだ3種類の精油をブレンドし、

その場で香水か香油を作ってお持ち帰りいただいていますが、

それが、今のその人の香りの処方箋です。

 

 

毎月来られる方も、

毎回選ぶ香りは変わりますし、

回数を重ねることで自分の傾向や、

その時の状況を把握しやすくなります。

 

 

いつもと全然違う香りを選ぶときは、

体調がいつもと違うか、

心に変化を起こすような大きな出来事があったのだとわかります。

 

 

また、何度も香水を作ることで、

自分らしい香りと、自分らしくない香り、

の区別ができてきます。

 

 

例えば、すごく落ち込んでいるときに選んだ香りで香水を作り、

ある日たまたま嗅いですごく良いと感じたのなら、

実は精神的に結構疲労しているのかな?

と気付くきっかけになったりもします。

 

 

何種類かの香水を持っていれば、

嗅ぎ比べて良いと思えるものが、

そのときの自分の状態に近いとわかりますので、

香りを選ぶ楽しみと、

自分の状態を把握するためのバロメーターとしてお役に立てると思います。

 

 

まず、「今の自分を知ること」で、

その先のケアにつながっていきます。

 

ぜひご来店のうえ、「自分専用の香り」を作ってみませんか?

 

精油で作った香水や香油は、

市販のぷんぷん匂う香水とは違いますので、

周りに被害を与えにくいのが特徴です。

 

自分の香りは自分だけで楽しみましょう。