自然栽培の定義を考えてみる | 無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

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農場の気まぐれなブログです。

まず定義なんてないです。
JASで定められているわけでもないからです。

まずは




無肥料自然栽培ハンドブックより抜粋。






近代の慣行農業ではこれほどにまでも
農薬、化学肥料を施します。

今の野菜はそうやって作るものなのです。


自然農法は昔からありました。
大昔は科学化学合成物質はなかったので
まさに有機、自然農法だったのでしょう。


世界ではじめて無農薬のりんご栽培に成功した男がいます。

奇跡のりんご、津軽のりんご農家、木村秋則氏です。
その奇跡の偉業から一気にこの概念が産まれました。

木村氏は有機栽培と自然農法を研究し自然栽培を確立させました。

病害虫の元となる肥料を与えずに
作物の特性を見抜き持っている本来の力を最大限に引き出す
その作物のお手伝いをするのが、この自然栽培の一番の胆のような気がします。

肥料をあげない=自然栽培ではないような気がします。

ただ肥料を施さずに栽培しても間違いなく失敗します。

やっぱり出来ない、と言ってこの世界から退場してゆくのです。

色々とポイントがあるのはそれは自然栽培セミナーにて熊田先生から
講義して頂きます。

3月20日開催 自然栽培セミナー



以外と知られていない事実

日本は農薬使用大国。


その農薬使用数量をグンとあげている県があります。

言ってしまいますが、それはりんご作っている県なのです。
僕は青森の津軽出身なので分かります。

時期になるとリンゴ園にて
スピードスプレイヤーで散布している光景が。

あの薬独特の匂いも分かります。
これは殺虫剤や防除剤だとおもうのですが
他にも日本はダントツで除草剤の使用が多いそうです。




この業界も減農薬や特別栽培、有機栽培を打ち出すのが増えている
ような気がします。

まだまだですが。

物が溢れている現代、
消費者がより良いものを調べて選ぶ時代なのです。

量は解決され質が問われる時代です。


もちろんこの自然栽培はより質の良い作物を生産することです。

自然とそれを求めてくる人も
今後事実が広がっていけば増えてくるような気がします。


3月20日開催 自然栽培セミナー