【不登校】陰極まれば陽に転ず | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

明けましておめでとうございます。

 

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 


偶然が重なり、2日間で3回もお詣りした鎌倉宮


 

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2021年はどんな1年でしたか?

 

2022年はどんな1年にしたいですか?

 

何も制限がないとしたら、何をしたいですか?

どんな自分になりたいですか?

 

 

 

どんなことがあるかわからないけれど

最初に理想の自分を決めることで

自然とそこに向かって進んでいくそうです。

 

だから、年始の誓いや願いを唱えることは

とてもいいのではないかと思います。

 

 

 

 

昨年、お子さんが不登校になり

まだまだ苦しい渦中にいらっしゃる方もおられるでしょう。

 

 

お子さんが精神的に落ち着いてきて

家の中でゆっくりとした時間を過ごされている

ご家庭もあるでしょう。

 

 

 

 

『陰極まれば陽に転ず』

 

という言葉はご存知でしょか。

 

 

 

 

 

今から5000年ほど前から中国にある

宇宙のすべてを陰陽に分ける考え方です。

 

 

この世界の森羅万象は、

すべて陰と陽の2つにわかれており

一方がなければもう一方も存在しないと考えられています。

 

 

だから…

 

どちらが悪いということではないのです。

 

 

どちらも必要な性質なのです。

 

 

 

陰陽思想では

 

陰が極まると自然と陽に転じると言われています。

 

 

 

この考え方は

 

お子さんの状態にも当てはまると思います。

 

 

 

今は、お子さんが家から外に出ずに

いるかもしれません。

 

今は、落ち込んだ状態にいるかもしれません。

 

精神的に不安定かもしれません。

 

 

 

でも、その状態はずっとは続きません。

 

ずっとは続かないんです。

 

 

 

いつかはわかりませんが、

陰が極まれば、自然と陽に転じます。

 

 

 

本人に任せていれば

本人のペースで動き出していきます。

 

 

それが自然の摂理だからです。

 

 

 

そのペースは、子どもによってさまざまなので

数か月かもしれませんし

3年~5年位かかるかもしれません。

 

 

 

その期間を大人が無理やり

早めようとしても無理なのです。

 

 

陰に極まれずに、陽に転じることができません。

 

 

だから、ずるずると陰の状態を引きずることに

なるかもしれないですね。

 

 

 

陰の時間を最短にするには

子どもの自然な生命力に任せることです。

 

 

 

子どもが自分のペースで過ごすことができたら

エネルギーが少しずつたまり

自然と動き出したくなりなります。

 

 

 

 

何かしらやりたいことを見つけて

そこからエネルギーを貯めていく時期があると思います。

 

 

いわば、根っこが広がっていく状態。

 

 

まだ芽が見えなくても

根はしっかりと

大地の中に広げています。

 

 

目に見える子どもの状態が

全てではありません。

 

 

そこを見れるようになると

子どものことを安心して見守れるようになります。

 

 

 

芽が出ていないからといって

子どもの状態が変わっていないわけではありません。

 

 

 

子どもの根っこは広がっています。

 

 

 

ここで、親が過度な心配をしたり

 

必要以上の不安を抱えていると

 

子どもはエネルギーを貯めることができません。

 

 

 

必要な不安や心配もあります。

 

最悪だと思われる未来を想像して

そうならないために出来ることを考えたり

そうなったとしても大丈夫なのだと

確信できるようになることもときに必要かもしれませ。

 

 

 

でも、過度な不安や心配はいりません。

 

 

親の不安や心配は

子どもに伝わります。

 

 

 

あなたが子どもだとして

学校に行っておらず

家で過ごしているとしたら…

 

 

 

親にはどう思っていてほしいですか?

 

早くもっと元気になってほしいと思ってほしいですか?

 

将来を心配だと不安になってほしいですか?

 

 

それとも、自分は大丈夫なのだと信じていてほしいですか?

 

 

 

 

私だったら、私なら大丈夫だって

親に信じていてもらいたいです。

 

 

 

親が不安だったり、もっと元気になってほしいと思っていたら

「今の私じゃだめなんだ…」とさらに自信がなくなるかもしれません。

 

 

そうしたら、安心して陰の時期を過ごせないですよね。

 

 

親に心配かけないように

無理に元気になろうとエネルギーを使ったり

 

親は自分のことを理解してくれない、味方じゃないと

攻撃することや、イライラを鎮めたりすることに

エネルギーを使ってしまうかもしれません。

 

 

いずれにしても

自分のために使うエネルギーが少なくなります

 

 

だから、陽に転じるためのエネルギーがたまりません。

 

だから、陰の時期が長くなったりします。

 

 

 

 

 

親は、子どものことを信じて

親自身が幸せに過ごすといいのかな、と思います。

 

 

 

幸せの1歩目は

 

ワクワクすることをしてみたり

 

やりたくないことを止めてみたり…

 

 

 

1つそんなことをしただけでも

 

今ここにある幸せに気が付いたりしますね。

 

 

 

2022年を迎えられたということは

 

生きているということおねがい

 

 

 

それだけで、ものすごく素晴らしいのだな~なんて感じます。

 

 

2022年、あなたが幸せな気持ちで過ごせますように。

 

沢山たくさんの、Happyなことがありますように。

 

 

素晴らしい1年にしていきましょう。

 

 

改めて、新年あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いいたします。