長いスパンでみると、全てが成長につながることがわかる | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

 

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

ご訪問いただきありがとうございました。

 

 

 

うっすら見えるお月様

 

 

保育園での出来事から考えたことを書いてみます。

 

 

とても大切なことに気がついて

 

何事にも応用できるのではないかと思ったんです。

 

 

もちろん、不登校対応にも当てはまるし

 

自分の人生を考えたときにも当てはまります。

 

 

そんなことを書いてみようと思います。

 

 

 

運動会の練習で気がついたことは、生きる素晴らしさ!

 

 

今、保育園では絶賛運動会の練習中です。

 

私は3歳~4歳のお子さんに関わっているのですが

 

お子さんによってはモチベーションが中々上がらなかったりします。

 

 

 

3~4歳のお子さんにとってダンスや体操、かけっこなどは楽しいものですが

 

練習がいつでも楽しいとは限りません。

 

 

 

段々慣れてきて飽きてしまったり

 

たまたま目に入った園庭のキレイな石や石灰の白が珍しくて

 

触りたくなって、触っているうちにダンスを忘れてしまった…

 

なんてことが起きます。

 

 

 

先頭を歩くことにこだわり過ぎて

 

真ん中の方の自分の順番に納得できず

 

お友達にイライラをぶつけたり、ガックリと落ち込んで

 

涙を見せる子どももいます。

 

 

 

そんなとき、子どもにどう関わったらいいのか

 

迷ってしまいます。

 

 

 

気持ちが練習へと向くような

 

前向きな声かけがいいのか…?

 

 

それとも、そういうこともあるよねって様子をみる?

 

 

 

はたまた、

 

子ども達の集中に合わせて

 

やることを工夫したり

 

時には思いっきり遊ぶ日を作る?

 

 

 

どれもよくやります。

 

 

子どもによっては、長時間の集中が難しいこともありますし

 

気分次第で、参加する、しないを考えてあげる必要のある子どももいます。

 

 

 

どれも正しいと思います。

 

 

でも、抜けていたんですよね。

 

 

子どもの力を信じることを…。

 

 

 

どういうことかというと

 

練習を開始した日から運動会までの期間を通して

 

子ども達はそれぞれ成長しているということ。

 

 

 

私は、それが見えていなかったんです。

 


 

表面上のことばかりが目につき、気にしていたけれど

 

子ども達は、みなそれぞれに成長していることを

 

忘れていました。

 

 

 

 

子どもは、いろんなことを感じて

 

いろんなことを考えて

 

楽しんだり

 

少し我慢したり

 

頑張ったり…

 

大好きなお母さん、お父さんに素敵な姿を見てもらいたい

 

去年は出来なかったこんなことも出来るようになった

 

一生懸命やる楽しさ、充実感

 

みんなと合わせてやる面白さ…

 

 

先頭を歩けなくて悔しかったけど

 

真ん中で一生懸命踊ったら

 

お母さんがほめてくれた。

 

 

 

 

毎日感じる、1つ1つの感情を大切にしてあげたいなと思いました。

 

 

 

それは、全てがポジティブなものではないかもしれません。

 

ネガティブな感情もきっとたくさんあるのです。

 

 

また今日も練習?

 

もっと遊びたいのに…。

 

もう飽きてきたよ~。

 

かけっこで抜かされた!もう走りたくない

 

 

でも、それを感じることも成長です。

 

 

生きるってことですよね。

 

 

 

そうやって、毎日を体中で感じながら

 

心いっぱいに感じながら

 

「生きる」を楽しんでほしいなと思いました。

 

 

 

 

 

私はときどき忘れてしまうのですよね。

 

この「生きる」を思いっきり楽しむということが

 

どんなに大切かということ。

 

 

結果や、表面上のことしか見えなくなってしまうんです。

 

 

結果や表面上に見えていることが

 

「失敗」だったり、「良くない」ものだったとしても

 

それって、本当に失敗?良くないこと?

 

 

誰かが決めたことなんじゃない?

 

 

 

本質的には、失敗でも、良くないものでもなんでもなくて

 

「生きている」素晴らしさがあるだけではないかな?

 

 

 

 

だから、私は子どもが今感じている気持ちを

 

一緒に感じてみようと思いました。

 

 

子どもは今、どんな気持ち?

 

「もう練習したくない」

「つまらない」

「もっと楽しいことしたい」

だとしても

 

それを前向きな言葉で

ポジティブなものに変えてあげなくてもいい。

 

 

 

そのネガティブ寄りの気持ちを

 

一緒に感じてあげだいな

 

だって、それが今を生きているってことだから…。

 

 

 

 

 

こんな風に思いました。

 

 

 

不登校に応用すると…?

 

 

これは、不登校対応にも、当てはめることができます。

 

不登校は、世間一般では良くないイメージかもしれません。

 

我が家の中1の息子の最近の様子ですが、

 

生活の範囲が半径1メートルですよガーン

 

 

でも、それを良い悪いだけで見ると

 

色々なものが見えなくなります。

 

 

もちろん、ときにはしっかりと現状をみることも必要でしょう。

 

 

ですが、子どもが今、何に興味を持っていて

 

どんなことを感じて

 

どんなことを考えて

 

どんな心の状態で過ごしているのか…

 

 

それがすべて愛おしくて

 

すべて素晴らしいもので

 

生きているってことなんだと

 

成長しているってことなんだ。

 

 

 

子どもには、生きていることを楽しんでほしいと思うなら

 

親がこんな風に感じながら過ごしていることが大切だと思います。

 

 

 

だって、生きていると

 

楽しくてワクワクすることだけ、というわけにはいかないですからね。

 

でも、悲しくて辛いことも、どこか楽しんで生きていけたら最高じゃないですか。

 

 

 

あなたは今を生きている?

 

 

これは子どもに対してだけでなく

 

自分自身にも言えますね。

 

 

 

たとえ、今現在ネガティブな気持ちが押し寄せてきたとしても

 

それには良い、悪いもなくて

 

感じられることが素晴らしいんだって思えたとしたら

 

 

色々なことが楽になるし

 

見えるものも変わってくると思います。

 

 

 

 

 

例えば…

 

なんだか寂しい

 

仲間の中に、入れていないような疎外感を感じてしまう

 

そんな気持ちを持つことも、ときにはありますね。

 

 

でも、それは悪いことではありません。

 

寂しさって、別に悪くないんですよね。

 

 

 

だって、夕暮れ時に住宅街を歩いていると

 

ふと夕飯のにおいが漂ってくるのを感じて

 

なんだか寂しいな~。お母さんの料理が懐かしいな~。

 

って、寂しさを感じたりしますよね。

 

 

 

でも、これって悪い感情でしょうか?

 

 

いいえ、全然悪くない。

 

人間として、素晴らしい感情です。

 

大切にしたい感情です。

 

 

 

この寂しさを抱えながら、自分の家族に美味しい食事を用意したり

 

お母さんのことを思い出して、あのときは優しくしてくれたな~、心地よかったな~

 

って過去の自分を幸せに感じる、

 

そんな風にいい時間を過ごせたりします。

 

 

 

寂しい気持ちがあるから

 

何か行動を変えようと思うかもしれない。

 

 

また、コンフォートゾーンを飛び出したら

 

ワクワクした気持ちなどの他に、少しの寂しさは感じるものです。

 

 

 

そういう寂しさをちゃんと感じられる人間って

 

とっても魅力的に見えます。

 

丁寧に生きている気がします。

 

 

 

寂しさを打ち消して、見ないようにして過ごすより

 

私は、いいな~って感じています。

 

 

(いや、私も少し前までは、寂しさも打ち消して、見ないようにしていましたけど(笑))

 

 

 

 

 

今の気持ちを十分感じて生きるを楽しみたいなって思った出来事でした。

 

 

 

 

 

あなたは、今

 

どんな感情を感じていますか?

 

 

 

 

ここまでお付き合いいただき

 

ありがとうございました。

 

 

 

このブログを書くきっかけをくれた

BASEコーチング講座の仲間たちに感謝の気持ちを込めておねがい