こんにちは。
モンテッソーリ教師のめぐみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
今日は
”かずやん”こと佐伯和也さんと
友達の”あさやん”と一緒に
『モンテッソーリ 子どもの家』という
映画を観てきました。
こちらの映画は、私は2回目です。
DVD出たら欲しい!
あさやんが素敵な内容のブログを書いているので
良かったら読んでみてくださいね♡
楽しい時間を過ごせて
感謝感謝です(✿︎´ ꒳ ` )♡︎
さて。
小6の息子が
理想的な中学生生活をスタートできるように
環境を整え中だと先日記事に書いたのですが
↑記事はこちらです♡
処分する書籍を分けたはいいけれど
そこで作業が止まっていました。
いわば私が主導になって
環境を整える作業をしていたのですが
全然進まない(笑)
(やらなきゃ~。)
と思いながらも
ほったらかしにしていました。
そんな状態で
今日は朝から映画を観に行ったのですが
家に帰ってきたら、びっくり!
夫と息子で模様替えをしていました![]()
部屋にあるラックや棚を全部出して
棚を壊したり
ラックの配置を変えたり
ベッドを部屋に移動していました。
びっくりです!!
私が遊んでいて頼りないから(笑)
そろそろやらないとマズいと
思ったのでしょうか?
自ら積極的に関わってくれた夫にもびっくり。
自分でどんどん進めている息子にもびっくり。
あー、私はまだまだ
息子の面倒を見ちゃっているのだな~と
実感しました。
そして、私がただそこにいるだけで
頼りすぎてしまうのだな~と思いました。
そういえば
息子が昼夜逆転になったおかげで
お腹が空いたときに
自分で食べるものを
準備するようになりました。
それはカップラーメンだったり、
残り物のご飯とみそ汁だったりと
簡単なものなのですが。。。
不登校になってから
誰かが用意したものしか
食べていなかったのです。
母や他の大人が寝ているので
お腹が空いたら我慢するか
自分でなんとかするしかありません。
「母がいる」というだけで
子どもの選択肢を
減らしているのかもしれないですね。
母がいたらきっとなんとかしてくれるから…
実際そうでした。
「お腹空いたから何かちょうだい。」
とお願いされれば
作ってあげていました。
面倒なときでも
何かすぐに食べられそうなものを
用意していましたから…
だから
物理的に母にお願いできない
という機会はきっと
子どもにとって必要なのでしょう。
ですが、母の存在というものは
まだまだ必要なお年頃です。
母との温かい
コミュニケーションを取りたいでしょうし
精神的にも母の愛情や母からの信頼などは
これからもまだまだ必要ですね。
だから…
母が遊んだり、仕事などで
家にいない時間が多いと
子どもは自力を
発揮しやすくなるのかと思いました。
これもバランスが大切だと思いますけれど。。。
子どもの心と向き合って
ちょうどいい距離感を
つかめたらいいな~と思いました。
そして本日
息子は人生で初めて
自分の部屋のベッドで
寝ることになりました。
ちょっぴり寂しそうで
ちょっびり嬉しそうな顔で
「おやすみ~」と言って部屋に行きました。
不登校以前は
こういう環境の変化に
私が無頓着だったな~と思います。
人一倍環境の変化にストレスを感じる息子。
きっと今日のこの変化にも
色々なことを感じていることでしょう。
寂しい気持ちや
うれしい気持ち以外にも…
想像でしかありませんが
親のぬくもりが感じられないベッド。
初めてみる天窓からの月明り。
少しひやりとする部屋の空気。
何も置かれていないスッキリとした机。
もうすぐ中学生になるんだ。
不安や期待が入り混じるかな?
私は、気を付けないと
息子の良い変化にばかり気を取られてしまい
そこに潜んでいる息子のネガティブな感情に
気が付かない振りをしてしまうかもしれません。
息子が不登校になってからの期間で
もしかして一番大切な時期が
今なのかもしれません。
中学生という新しい生活が始まると
頑張り過ぎてしまうかもしれない。
我慢し過ぎてしまうかもしれない。
いいんですよ、
本人が頑張りたいときは頑張ればいいし
我慢したいときは我慢すればいい。
危険だと思うのは
子どもは本当はしたくないのに
頑張ったり、我慢をしてしまうとき。
頑張りたくないときに
そういう子どもも心から素晴らしいんだって
思えるかどうか。。。。
中学生生活が始まり
そこに親が期待し過ぎてしまうと
子どもは頑張り過ぎてしまうかもしれません。
親は期待や執着心を出来るだけ手放して
もし途中で中学生生活をお休みしても
それはそれでいいのだと
認められる心の余裕を
今のうちからもっておきたいです。
子どもの生活の変化は
親にとっても成長するときですね。
どんな状況も楽しみながら
進んでいけたら、それが理想ですね。
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。


