問題行動の裏側を見てみよう | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

モンテッソーリ教師のめぐみです。

ご訪問いただきありがとうございます。
 



息子は現在小6、

 

小5の夏から不登校です。
 

 

 

今では、家の中にでーんと構えて

 

中々動きませんが、

 

不登校になる前までは

 

結構行動派でした。

 

 

 

いや、

 

やりたくないことに対しては

 

テコでも動きませんでしたが。。。

 

 

 

でも、

 

思い立ったら身体が動いている

 

というようなところがありました。

 

 

 

小4のある平日。

 

学校から中々帰ってきません。

 

 

夕方ころ、やっと息子から

 

電話がかかってきて

 

「今〇〇って駅なんだけど。

 

どうやって帰ればいいの??」

 

 

(はぁ〜?何やってんの!!)

 

それは今まで降りたこともないような駅です。

 

家から車で1時間位のところにあります。

 

無鉄砲にもほどがある。

 

電話が繋がらなかったり

 

Suicaにチャージしてなかったら

 

どうしたの??

 

 

と思いながらも、

 

何の電車に乗ればいいのか教えました。

 

 

 

学校帰りに、上級生の友達の家まで

 

ついて行ったそうです。

 

 

 

 

 

 

別の日にも、夕方電話が来て

 

今〇〇って道路歩いているけど

 

迎えにきてくれない?

 

 

 

家から車で30分ほどの道を

 

真っ暗な中、歩いておりました。

 

 

 

友達の家までバスで行ったけど

 

帰りのバス代がなくて

 

歩いて帰ろうとしたそうです。

 

 

友達の家に行くと

 

もう外は真っ暗なのに

 

中々帰れないことも多かったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

別の日には、

 

突然「明日〇〇くんと長野に行ってくるね」

 

(はい?)

 

目が点です。

 

 

小2だったので

 

子ども同士では難しいと思い

 

私も付いていきましたよ。

 

 

 

 

 

 

不登校になる前は

 

こういった息子の行為を

 

『困った行動』だと捉えていました。

 

 

 

 

何故そう思ったのか。。。

 

 

当時の私は

 

自分の気持ちに向き合うことはせずに、

 

 

『自制心が効かない子ども』

 

 

と息子に対して

 

決めつけていたような気がします。

 

 

 

 

 

なんとなく、

 

これはマズイんじゃないかと

 

子どもに直して欲しいと

 

思っていました。

 

 

 

 

その思いの裏側には何があったのでしょう。

 

 

 

 

何か事件に巻き込まれたらどうしよう

 

という不安はいつもつきまとっていました。

 

 

 

そういう危険について

 

息子に話してはいたのですが、

 

まるで思いつきもしない(ように見える)

 

息子に怒りすら抱いていました。

 

 

 

 

 

また、

 

学校帰りの寄り道はダメだと

 

校則でも決まっているのに

 

それを守れない息子に不満を抱いていました。

 

 

 

 

なんで校則なのに守らないか

 

本人なりの理由がありました。

 

 

 

それを私は知っていたのですが

 

決まりは決まり

 

守るべきものという自分の固定観念を

 

手放すことはできていませんでした。

 

 

 

 

 

 

また、私は

 

息子の友達やその家族に

 

迷惑をかけることを

 

極端に怖がっていました。

 

 

 

 

迷惑だって思われたらどうしよう

 

という思いの裏には

 

育て方が悪いって思われたらどうしよう

 

という気持ちが隠れていたのです。

 

 

 

 

これは、私自身が

 

自己受容出来ていないということです。

 

 

 

他人の目を気にして

 

自分が批判されたりしないように

 

息子を動かそうとしていたのですね。

 

 

 

 

 

こういった、子どもの行動を

 

『困った行動』

 

として捉えてしまう裏には

 

親自身の恐れなどが

 

隠れていることが多いと思います。

 

 

 

当時の私には気がつけませんでした。

 

 

 

ですが、

 

今では息子のそういった行動には

 

素晴らしい側面も隠れていたのだなぁと

 

気がつくことができます。

 

 

 

 

無鉄砲は無鉄砲かもしれませんが

 

勇気があるのでしょうね。

 

 

やろうと決めたらすぐに

 

動ける人かもしれません。

 

 

 

スケールが大きいです。

 

 

自分の出来そうな範囲を決めずに

 

行動しようと思うのはすごいと思います。

 

 

 

 

熱中するとやめられないってことは

 

それだけ集中力や情熱があるということ。

 

 

その活動をやめるのは

 

周りからの制限ではなく

 

自分の中にある。

 

 

 

だから、

 

自分で決めたとなれば

 

時間通りに止めることが

 

出来ることを知っています。

 

 

 

 

子どもの長所と短所は

 

同じ性質の別々の面を見ているだけです。

 

 

 

 

子どもの問題行動だと思うところも

 

本当は問題ではないんです。

 

 

長所でもあるんです。

 

 

そのことをいつでも思い出せるように

 

しておきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

保育園の子どもで

 

感情をストレートに表す子がいます。

 

 

 

悲しみ、悔しさ、寂しさを怒りとして

 

全身で表現する子どもがいます。

 

 

 

わかりやすいのですが

 

怒りとして表すので

 

周りへの影響が大きいのです。

 

 

 

 

 

ここで

 

大人が怒りで反応したり

 

感情表現を止めることを先にしてしまうと

 

子どもの精神はどんどん曲がっていきます。

 

 

 

さらに困った子になっていくと思います。

 

 

 

 

子どもの気持ちにひたすら寄り添い

 

感情の表現の仕方を代弁していくことを

 

繰り返し繰り返し続けていくのです。

 

 

 

そうすると、どう表現すると

 

周りとうまくやっていけるのかに

 

いつか気が付けると思います。

 

 

 

 

本当は問題行動でもなんでもないのです。

 

 

表現の仕方を知らないだけなのですね。

 

 

 

 

感情を素直に表現出来ることって

 

めちゃくちゃいいところだと思います。

 

 

 

周りからはわかりやすいですし、

 

自分というものを持っていて

 

とても素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

子どもの表面だけを見ることが

 

いかに勿体ないことかわかります。

 

 

 

 

だから表面的なことに反応する前に

 

大人が自分自身と向き合ってみましょう。

 

 

 

 

どうしてそれを問題だって、思うの??

 

 

 

子どもの行動の裏には

 

どんな素晴らしいところが隠れているの?

 

 

 

 

 

 

 

子どもって本当に素晴らしい。

 

 

 

問題行動ばっかり!!!

 

って思うような子どもほど

 

素晴らしいところを持っている。

 

 

 

 

その素晴らしいところ、

 

どうやったらもっと伸びるかなって

 

制限せずに考えていきたいな〜って思います。

 

 

 

 

ここまでお付き合いいただき

 

ありがとうございました。