こんにちは。
モンテッソーリ教師のめぐみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
我が家の小6の息子は、
昨年末辺りから
昼夜逆転をしたり
戻ったりを繰り返しています。
未明頃に寝て、昼頃に起きてくる
パターンが多いようです。
もう少し遅く寝ても
お昼くらいに起きちゃうようで、
そうすると睡眠時間が足りずに
夜寝て朝起きたりします。
それで昼夜逆転が直るのかな〜と
思ってみているとそうでもなくて、
やはり寝る時間は未明。
全体的に寝不足傾向に
あるような気がします。
わからないですけど、、、
眠そうにしていることも結構あるかな。。。
夜中は、本人曰く
集中力が高くなるようです。
読書にもいいのだそうです。
そんな息子を…
基本的に放っておいています(o ̄∀ ̄)ノ”
だって、ここで注意したり
昼夜逆転を直すように言ったり
直すためのアドバイスを伝えたら…
なんかちょっともったいない感じしませんか?
直す方向で周りが動いたら
マイナスオンリーなことになってしまいそう…
本人も、悪いことしている気分になるかも。
せっかく昼夜逆転という
貴重な体験をしているのだから
そこから少しでも多くのことを
学ばないと損じゃないですか??
なんて…
心配になることはありますけれど。。。
そんなときは、自分の気持ちを伝えたりもします。
「睡眠リズムが安定していないと
免疫力が落ちそうで、心配になっちゃうな〜。」
とかなんとか。。。
(まあ、そんな優しくないかもしれないけど笑)
実際に昼夜逆転になるまでは
やはり心配でしたね。
出来れば朝起きて
夜寝る生活をしてほしいって
思っていました。
不登校悪化の象徴みたいに
世間では言われていますもの。
実際には、昼夜逆転していて
悪化しているケースもあれば
改善していっているケースもありますよね。
昼夜逆転=悪
なんて公式、ないです。まぼろしです。
昼夜逆転すると直すのが大変だから
なるべく学校に行くときと同じ時間で
生活するようにして下さい。
…と言われたこともあります。
それって本当かな?
昼夜逆転の表面だけを見ていないかな?
不登校悪化の象徴の昼夜逆転。。。
だけれど
昼夜逆転って学びの宝庫だと思います。
息子が実際に昼夜逆転するまでは
こんなに学びがあるなんて
思ってはいませんでしたね。
食事や睡眠って
人間の基礎的な部分だから
生活全体、
更には生き方全体に
関わってくると思うのです。
だから、色んな変化が出てくる。
身体にも、心にも。
それを感じてみて、
考えるきっかけになればいいと思います。
朝起きて、夜寝る生活を
今までは当たり前に思っていました。
子どももきっとそうだと思います。
だから、自動的に
夜早く寝ないといけないと思い、
朝も早く起きないといけないと思う。
だって、そういうものだから。。。
確かに、学校や会社は朝始まるところも
多いですからね。
それに合わせて起きたりすることは
必要になるかとは思います。
だからって、朝起きる決まりがあるわけでもない。
成長ホルモンが22時から2時の間に出ると
以前聞いたことがありましたが、
これはどうやら根拠がないようです。
時間帯よりも、眠りの質が大切なようです。
眠りに入ってから数時間が
成長ホルモンが分泌されやすいとか。。。
ということは、良質な睡眠をとれば
それが、夜だろうと、昼だろうと
関係ないということですよね。
ストレスなく、ぐっすり眠れるように
工夫するといいのだと思います。
そういう話を、雑談として
子どもと出来るといいなと思います。
子ども自身も自分で調べて
知っているかもしれませんけれど。。。
昼夜逆転になって辛いのは
自分で自分のことを責めてしまうこと
かもしれないなぁって思います。
「朝起きれない自分はダメな人間だ。」
「周りも家族も自分のことを
ダメなやつって思っているに違いない。」
「だから早く起きるために、
早く寝たいけど、眠れない。」
「どうしよう。。。朝になっちゃった。。」
・・・
これを毎日毎日繰り返したとしたら
本当に辛いんじゃないかなぁと思います。
周りが何か言ってきたとしても
自分で自分にオッケーを出せたとしたら
こんな風に自分を責めることもないでしょう。
だけれど、
それは最初からはできないと思います。
まずは家族や周りの人が
子どものことを
そのままでオッケーを出す必要がありますね。
子どもが昼夜逆転していたとしても
あなたは素晴らしいんだよって
日々感じていることが大切で、
そうすると
子どもも自分にオッケーを
出していけるようになるのだって
私は思っています。
大人の思いは、
言語、非言語、オーラ笑…などから
子どもに伝わりますものね。。。
子どもが自分を責めることなく
昼夜逆転生活をするようになれば…
そうしたら、昼夜逆転は
学びの宝庫ですよ。
息子は動画編集と読書が
今ハマっているところなのですが…
深夜にするのが向いているそうです。
イメージが広がりやすいのでしょうかね。
むかーし聞いた話ですけど
夜中にラブレターを書いて
朝読み返すと、超絶恥ずかしくてなると…笑
深夜は、理性がどこかへ
行っちゃうんでしょうか??笑
それか、
思考よりも、感性や心で感じることが
優勢に働くのでしょうかね???
私にはよくわかりませんけれど…
深夜って日中とは違う
感覚になることに気がついたり、
深夜にやった方がはかどることが
あることに気がつくことも
学びなのかなぁと思います。
だって、やることの種類によって
どの時間帯にやることがいいのか
自分で決められるということですもの。
また、自分にとっての
集中できる時間帯が
夜中だって知ることができるって、
貴重ですよね。
夜中に集中した体験が結構ないと
分からないものですからね(笑)
寝たいのに眠れない経験も
大きな学びですよね。
先日息子がこんな風に言っていました。
「眠れないって、結構辛い。
日中運動したほうがいいかも。」
睡眠リズムは習慣でもあると思うので
毎日同じ時間(リズム)で生活すると
自然と眠くなったりするのですが、
ある日突然いつもより早く寝ようとしても
そりゃ疲れていない限りは
眠れないかもしれませんね。
毎日同じリズムで生活すると
楽なことを知ったり、
夜眠るためには日中それなりに
疲れる体験をした方がいいことにも
気がついたりするかもしれません。
同じように夜眠られない人に
共感する力を得たことにもなると思います。
いつかどこかで、誰かに共感できるかもしれませんね。
頭で想像することと
実際に体験して知ることは
雲泥の差があります。
実際に自分で体験して
今まで知らなかったことを知り
自分で直そうとしたり
そのために工夫したり。。。
はたまた、朝方寝て、昼に起きる生活が
自分に向いていることに気が付けば
その生活でやっていけるように
その他を変えていくこともありですよね。
昼から始まる学校や
夜間の学校だってありますしね。
自分で体験したうえで
自分で納得して
自分の意思でおこなっていくことは
自発性を育てていく上で大切だと思います。
私は
子どもが自発性を育てて
それを発揮していけたらいいな~って思います。
なぜなら
新しいことをどんどん切りひらいていけることが
これからの世界では
とってもっとても必要なのではないかと思うからです。
変化のスピードが加速していく世界。
新しいもの、新しい技術、新しい仕組みが
どんどん生み出されているようにみえます。
そんな世界で
自発的に考えて動けると
いいのじゃないかな~って思います。
大人になれば、急に
自発的に動けるようになるわけではないですものね。
子どものときから
自発性育てていきたいですね。
昼夜逆転から自発性を育てたい
…というお話でした٩꒰。•◡•。꒱۶
(え?そうだっけ?)
ちなみに、
息子は朝起きる生活に戻そうと
工夫しているようですが
今のところ昼夜逆転ラブのようです笑
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。
