ネガティブ力ってすごい。 | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

モンテッソーリ教師のめぐみです。

ご訪問いただきありがとうございます。




ネガティブな人、

ネガティブな出来事、

ネガティブ思考。。。


どうも、ネガティブって言葉が入ると

マイナスなイメージですね。



ポジティブに考えようとよく言うけれど

ネガティブに考えようとは
あまりアドバイされません。



ネガティブは悪いものだと思われているのかも。。。



例えば…

子どもが不登校になったら

不安に支配されてしまったり…



子どもも

不登校だから

自分はダメなんだと思い込んでしまったり…



不登校って言葉も

なんだかネガティブなイメージが漂っています。





確かに、

ものごとのネガティブな面ばかりに注目すると

悲しくなったり、不安になったり、

暗い気持ちになりそうです。




ですが、ものごとをネガティブに捉えて
慎重になったり、
悪いパターンを考えることは
決してマイナスなだけのことではありません。



何かを成し遂げるためには

絶対に必要な力になるはずです。



だって、

危険な方に向かっていることに気付いたり

最悪を想定して対策を立てることは

必要な力だと思うから…





不登校の子どもも
ある程度パワーがたまってくると

「そろそろ、このままじゃまずいかも。。。」

と進路のことを考え始めたりします。




また、将来生活出来ないと困るから

最低限でも稼げるような

技術を身につけておこう

そんなことを考えたりする子どももいます。




これってネガティブパワーですよね。




ポジティブに偏っている子どもだったら、

考えないと思います。




「なんとかなるでしょ。

俺、実は天才だし。」みたいな。。。






そして、ネガティブな人のすごいところは

やろうと思えば

ポジティブへ転換することができ

ネガティブもポジティブも

両方知ることが出来るのです。






ネガティブとポジティブの両方が見えると

視界が広いですよね。





そして、どちらも見えているから

不安になりすぎたりもしないし、

死角が出来にくい。





ネガティブ寄りの思考をしやすい人は

「あ、ネガティブになってる!」

と気がつくことで、

視野を広げていくことがしやすいと思います。




…ところが

ポジティブに偏っていると、

そのことに気が付きにくいのですよね。




無意識のうちに

ネガティブ面を見ないようにしているのかも。




深く考えずに、なんとかなるって

思い込もうとしているのかも。






考えた結果であったり

考えてもしようがないことであれば、

「なんとかなる」と思うことは

決して悪いことではないと思います。


むしろいいこと。




ですが、

見ないようにすることは

似て非なるもの。




「なんとかなる」と思い込むことは

とても危険だと思います。



大きな落とし穴にハマってしまうかもしれません。



そして、いつかその落とし穴にハマってから

気がつくのかもしれません。





ネガティブに偏っている人は
そのことに気がついて、

ポジティブな面も見ようとすれば
段々とポジティブ面も見えるようになってきます。




そして、バランスよくものごとを見られるようになり

心も安定して過ごすことが出来ると思います。




そうなってくれば

子どものサポートもしやすくなりますね。






子どもがネガティブに偏っているときでも

そのポジティブな面も見えていれば

一緒になって落ち込むことだって

少なくなると思います。







たとえ落ち込んだとしても

途中で気がつくことでしょう。







ものごとには、

必ずネガティブな面とポジティブな面が

あるものです。




もちろん不登校にだって

ポジティブな面もネガティブな面も

両方ありますよね。




遊んでばかりで勉強しないことにだって

ポジティブな面もネガティブな面もあります。




さらには、学校に行っていることにだって

ポジティブな面もネガティブな面も

どちらも同じだけあるのですよね。






そもそも、

ネガティブだとか、ポジティブだとか

決めているのは人間です。



本質的なものではないのかもしれません。




場所が変われば、時代が変われば

またその定義も変わってくるのだと思います。




だから、そこまで振り回されなくても

いいかもしれませんね。






ポジティブもネガティブも

自分で決めちゃってもいいかもしれません。







ものごとの色んな面を見ようとすること。



ものごとの色んな面に気が付けるようになること。





こういった力を身につけやすい期間が

不登校の期間だと、私は思っています。





なぜならば、

不登校はネガティブ思考に傾きやすいから。




正確には

ネガティブ思考に偏りやすい出来事が多いから。





先ほども書いたのですが

ネガティブからポジティブへの転換は
しやすいのです。





ですが、ポジティブからの場合、難しい。





例えば、
学校に行き始めて
勉強も部活も楽しくなってきた。
友達も出来て、恋人までできた。



親も子どももポジティブになりそうです。




そうすると、ネガティブな面は見えにくいし

落とし穴があることに気がつきません。



例えば、


無理して頑張っている、とか。


本当の自分を出さずに、気を使っている、とか。


本当にやりたいと思うこととは違うことを
頑張っている、とか。




親も、
子どもが無理して頑張っていることに気がつかずに、
期待をしすぎてしまったり、
当たり前のことだと思ってしまったり。



夫婦関係の改善を後回しにしてしまい
ある日パートナーが子どもにひどいことを言って
子どもがやる気を失うことになったり。

・・・



こんな風に
ポジティブに偏っていると
気がつかないことがたくさんあるのですよね。



気がつかないがゆえに
対策を立てたり、
危険を回避したりすることが出来ずに

いつか落とし穴にハマってしまうかもしれません。






ですので、不登校の期間は

すごくすごくチャンスです。




広い視野を持つための

ニュートラルにものごとを
見られるようになるための

ものすごいチャンスです。




その力は、


一生ものの力です。





そんな力を身につけやすい期間が

不登校の期間だと思うので、


チャンスだと捉えるのといいですよね。




まずは、
親がポジティブな面もネガティブな面も
どちらも見られるようになるといいと思います。





子どもは親の考え方を

びっくりするほどよく感じ取ります。




日頃の言語、非言語から感じ取っています。




そして、いいと思ったら真似をするでしょう。




だから、親が考え方を変えていくだけで

子どもも影響されて、変わっていくと思います。




私は、ただいま、
トレーニング中です( •̀∀︎•́ )✧︎




今日もここまでお付き合いいただき

ありがとうございました。