「やりたいことがないなんて、生きている意味がない」 | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

 

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

 

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 

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「やりたいことがないなんて、

 

 

生きている意味がない」

 

 

 

 

 

 

この言葉は、息子が不登校になってから

 

 

半年位のときに、言った言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この言葉を反対にしてみると、

 

 

 

 

「やりたいことがあるということは、

 

 

 生きる意味がある。」

 

 

 

 

ということでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

息子は、そういう価値観を

 

 

持っているのかもしれないな〜って

 

 

思いました。

 

 

 

 

 

 

 

小6の息子は、不登校になる前まで

 

 

 

常に何かやりたいことをしていたように思います。

 

 

 

 

 

 

学校の面談では

 

 

「知的好奇心が旺盛ですね。」

 

 

と言われていました。

 

 

 

 

 

 

反対に、いつも

 

 

「社会性が心配です。」

 

 

とも言われていましたが。。。笑

 

 

 

 

 

 

同じような特徴をある一点からみると

 

 

「知的好奇心が旺盛」になり

 

 

別の一点からみると

 

 

「社会性が心配」になるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

長所、短所というものは

 

 

究極的にはないと思っていて、

 

 

物事のどの面を見るかによって

 

 

長所にもなるし、短所にもなるだけだと思います。

 

 

 

 

 

 

息子の場合は、

 

 

何かをやりたい気持ちが強く

 

 

それに向かうことが最重要事項であったのです。

 

 

 

 

 

 

 

ですので、周りの人に合わせることは

 

 

優先順位が低く、

 

 

周りの意見を受け入れることよりも

 

 

優先したいことがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

よって、社会性がない面が目立っていたのだと

 

 

今なら思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決して、優しい気持ちがないわけではない

 

 

と思います。

 

 

 

 

(いや、

 

もしかしたら親子の信頼関係がよくなかったから、

 

そのストレスが出ていた、

 

ということはあるかもしれませんね。

 

 

それにコミュニケーション方法を学んでいないなら

 

 

なおさら難しいかもしれませんね。)

 

 

 

 

 

 

 

人間は、暇であることが耐えがたい生き物

 

 

だそうですので、

 

 

息子の言葉にも納得できます。

 

 

 

 

 

 

 

知的好奇心が旺盛だと言われていた息子ですが、

 

 

不登校になってから

 

 

「知的好奇心は、おやすみ中なんだね〜」

 

 

と、思う位、知的なことへの興味がなくなりましたね。

 

 

 

 

 

やりたいことは、

 

 

おもちゃで遊ぶことや、

 

 

ゲーム、YouTubeでしたからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

不登校になってから半年間、

 

 

知的好奇心がいつやってくるのかと

 

 

まだかまだかと待ち構えていた私ですが、

 

 

 

ものすごくそこに執着しているということに

 

 

ある日、ふっと気がつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私、知的好奇心が旺盛な息子が

 

 

好きだったんだ。。。って。

 

 

 

 

 

大好きな息子は知的好奇心が旺盛

 

 

 

 

だったのに、いつの間にか

 

 

 

 

知的好奇心が旺盛な息子が大好き

 

 

 

 

に変わっていたのですね。

 

 

 

 

 

やたらとこだわって執着していた私。

 

 

 

 

 

 

 

 

それに気がつくことが出来たのは

 

 

 

本当に本当に大きいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

気がつくことによって

 

 

 

手放すことが出来たのですから。。。

 

 

 

 

 

 

もういいや〜って手放しました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

知的好奇心があろうとなかろうと、

 

 

 

生きていてくれるだけで、幸せだわって思いました。

 

 

 

 

 

 

 

知的好奇心への執着を手放すことが

 

 

不登校である息子を、認めることの

 

 

最後の階段だったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

そうやって、そのままの息子を

 

 

 

受け入れることができました。

 

 

 

 

 

 

 

そうやって、手放した執着心。

 

 

 

 

すると、色々と見えるようになりました。

 

 

 

 

 

今でも、知的好奇心、あるんじゃない??って。

 

 

 

 

 

 

 

私がそれに該当する範囲を狭く定義していただけで、

 

 

 

視野を広げてみると、

 

 

 

息子の知的好奇心が1つも消えていないことに

 

 

 

気がつくのです。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

 

ゲームで使う武器が

 

 

どんな性質があって

 

 

どの位のダメージを与えられて

 

 

どういう場面で使うと効果があるのか

 

 

まとめたり、調べたり、試したり

 

 

そうやって精度を上げていくのって

 

 

知的好奇心なんじゃないの??

 

 

 

 

 

 

 

同様に

 

 

息子がハマっていたベイブレードも

 

 

各パーツの特徴を把握して、

 

 

組み合わせを変えた時の動きを予測して

 

 

試してみるっていうのは

 

 

知的好奇心なんじゃないの?

 

 

 

 

 

 

 

そういう視点で見るようになると

 

 

 

息子が見ているYouTubeも

 

 

 

ただ楽しくて面白おかしい動画だと思っていても、

 

 

 

どういう編集の仕方をしているのか

 

 

 

どんな風に動画を撮ると視聴者が楽しく感じるのか

 

 

 

そのYouTuberが駆け出しの頃はどうだったのか

 

 

 

どの動画でブレイクしたのか。。。

 

 

 

 

そういったことにも注目して

 

 

観ていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

私が、自分が思うような

 

 

知的好奇心にこだわり続けていたから

 

 

見えていなかっただけなんだ。。。

 

 

 

 

 

 

 

ただ単に私の問題だった。

 

 

 

 

息子から知的好奇心が

 

 

失われたわけではなかった。

 

 

 

 

 

私の視野を広げればいいだけ。

 

 

 

 

 

 

それからは、結構楽しいですね。

 

 

 

 

 

 

息子が何かを楽しそうにしているときに

 

 

 

その内容をみて

 

 

 

こんなことを学んでいるのかな?

 

 

そこからこんなことにつながっていくかな?

 

 

ここから育つ意外な能力ってなんだろう?

 

 

 

 

 

って、めっちゃ勝手にあれこれと

 

そこから何を学べるのかを考えています。

 

 

 

 

 

これは結構楽しいです。笑

 

 

 

 

 

だからなのかな??

 

 

息子がやっていることから何が学べるのかなって。

 

 

 

何もやっていなくても

 

 

たとえ落ち込んでいるときでも。。。

 

 

 

そこから学べることはなんだろうって。

 

 

 

 

そう考えると、不安はなくなりました。

 

 

 

 

 

実際に、息子が何を学ぶかなんてことは

 

 

もはやどうでもいい(笑)

 

 

 

 

 

日常の色んなことから

 

 

学ぶことが出来る人を

 

 

天才ってよぶのだと、

 

 

どこかで読んだようなないような。。。

 

 

 

 

 

 

でもその言葉も、ひそかにお気に入りで

 

 

 

私を励ましてくれる言葉だったな〜。

 

 

 

 

 

 

 

やりたいことを思いっきりしたい。

 

 

 

夢中になって

 

 

幸せを感じながら。

 

 

 

 

やりたいことをしているときって

 

 

生きている実感湧きますよね。

 

 

 

 

 

 

そういうことを生きる価値としている

 

 

息子っていいな〜。

 

 

 

 

ここまでお付き合いいただき

 

ありがとうございました。