親の心の状態を変える | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

 

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 


 

 

 

不登校のお子さんに対して

 

 

 

『一刻も早く学校に戻ってほしい。

 

 学校に行けない子どもがかわいそう。

 

 辛い気持ちを抱えている。』

 

 

と思うか、

 

 

『不登校かどうかに関係なく

 

 そのままの子どもを受け入れている。

 

 今の状態に、幸せを感じながら生きている。』

 

 

 

と思うかで、

 

子どもの人生が変わるとしたら。。。

 

 

 

 

 

 

前者を否定しているわけでは、決してありません。

 

 

私も最初はそうでした。

 

 

 

 

毎日起き上がることが辛くなるほどでした。

 

 

同じ年頃の子どもを見るのも辛かったです。

 

 

 

思いっきり遊んだり、勉強したりしたいだろうな〜と

 

子どものことをかわいそうに思っていました。

 

 

 

社会科見学が大好きだった息子が

 

「行きたいな〜。でも行けない。」

 

と、ぼそっと言ったときは切なかったです。

 

 

 

 

学校に行きさえすれば、

 

元通りに戻るのじゃないかと思っていました。

 

 

行くきっかけさえあれば…と。

 

 

 

だから、心の中ではいつも

学校に行ってほしいと思っていました。

 

 

 

 

 

でも、そう思っている間は

 

息子の状態は良くなりませんでした。

 

 

むしろどんどん悪化する。。。

 

 

 

 

 

最初に息子の状態が上向きになったのは

 

私が息子の状態を受け入れ始めた、

 

そのときです。

 

 

 

 

一日中YouTubeを見ているその姿が

 

楽しそうに見ているようにみえたんです、突然。

 

 

 

この子は、

 

暇つぶしや、辛い気持ちを消すために

 

見ていることもあるかもしれない。

 

 

 

 

だけど、楽しんでもいる。

 

 

すごく楽しんでいる。

 

 

 

 

それから、息子の観ているYouTubeに

興味を持ちました。

 

 

 

 

すると、息子が観ているYouTubeの話を

してくれるようになりました。

 

 

 

 

その頃に、「死にたい」と言っていた言葉が

 

「思いっきり生きたい。」

 

という言葉に変わっていきました。

 

 

 

 

 

 

次に息子が変わったのは、

 

息子が一日中していたゲームを

 

私が受け入れられるようになってから、です。

 

 

 

 

それまでは、なんだかんだ言って

 

 

 

やっぱり制限した方がいいのではないか、

 

 

このままずぅ〜っとゲームしか

しなかったらどうなるのか、

 

 

ゲーム以外のことへのきっかけを

親が提案した方がいいのではないか。。。

 

 

 

頭の中ではグルグル巡っていましたね。

 

 

 

 

これでいいんだ

 

と言う気持ちと

 

やっぱり不安。。。

 

 

 

この2つの相反する気持ちが交差していました。

 

 

 

その不安と向かい合ってみたのですよね。

 

 

 

 

何がそんなに不安なんだと。

 

 

 

 

 

 

多大な時間をゲームに費やすこと。

 

 

 

ゲームをしているとよくキレること。

 

 

 

本人がゲーム依存症を気にしていて、

 

他に何か探したいけれど、何も見つからない。

 

 

 

ゲームばかりで体力が落ちる一方であること。

 

 

 

勉強でなくてもいいから、

 

何か有益になることをしてほしいと思っていること。

 

・・・

 

 

 

その1つ1つに大丈夫な理由や、

 

私がやった方がいいと思うことを

 

考えていきました。

 

 

 

 

 

 

例えば、「何か有益なことをしてほしい」ですが

 

有益なことに制限をかけすぎている

 

自分に気がつきました。

 

 

 

 

有益を、勉強や科目の範囲、

 

または将来直接的に有益となる知識や技術などに

 

狭めて考えていました。

 

 

 

 

でも、もっともっと広く考えていくと

 

 

 

パワーのない状況でも

 

集中する力を鍛えている。

 

 

ゲームの戦略を考えて、

 

判断力を鍛えている。

 

 

 

上手くなるために必要な情報を

 

自分で調べて、分析して、実行する力を鍛えている。

 

 

 

時代の先端を肌で味わうことができる。

 

・・・

 

色々思いつきます。

 

 

 

 

 

では私に出来ることは何かと考えると

 

一緒にゲームを楽しむことだったり、

 

息子のゲーム談義に興味を持ち、話を聴くこと。

 

 

 

 

1つずつ1つずつ、自分の不安に向き合って

 

自分のした方がいいことをしていくと

 

ゲームしていても別にいいかって

 

受け入れられるようになっていきました。

 

 

 

 

 

そうすると、息子は

 

他のことも挑戦してみようかなという

 

気持ちが出てきて

 

動画編集を始めました。

 

 

 

 

 

この辺りから、

 

 

私は自分の感情や気持ちと

 

向き合っていくうちに

 

 

自分自身の本当にやりたいことや、

 

好きなことなどに

 

意識がいくようになりました。

 

 

 

 

 

やりたくないことは止めて、

 

好きなことをする。

 

 

 

または、やりたくないことを

 

楽しくなるように変える。

 

 

 

 

やってみたいと思うことを

 

どうすれば出来るのか考えてみる。

 

 

 

 

どんどん身軽に、

 

どんどん楽しくなっていく。

 

 

 

 

親の心の状態をよくしていけば、

 

子どもとのコミュニケーションが変わるので

 

子どもも変わっていく。

 

 

 

 

 

心の状態を良くしていくには

 

 

 

何かを感じたときに、

 

それをそのままにするのではなく

 

ちゃんと感じてみる。

 

 

 

そして、どう変えたいのか考えて、

 

実行していく。

 

 

 

 

それの繰り返しなのではないかと思います。

 

 

 

 

 

私もまだまだうまく出来てはいませんが。。。

 

 

 

 

でも、自分の感情や気持ちがわかるって

 

それだけでもとても楽しいです。

 

 

 

それで、子どもの状態がよくなっていくなら

 

一石二鳥です。

 

 

 

 

たとえ、良くなっていかなくても

 

それは子ども自身の課題です。

 

 

 

 

親は親の課題をどんどんクリアして

 

一足先に幸せになっていましょう。

 

 

 

 

そうしたら、子どもも

 

 

「おや?この親は変わったな。

 

 もしかして自分も変われるのかも?」

 

 

なんて思う日が来るかも??

 

 

 

 

ここまでお付き合いいただき

ありがとうございました。