ある日
とても嫌だった
やったかやらなかったか
というどちらが正しいか
の主張のしあいになってしまった
前にいる人たちのわたしを見る視線が
「 あなたは間違っている わたしは正しい 」
と強烈にアピールしていた
結局は
「 あなたも正しい わたしも正しい」
ということがはっきりしたのだが
責められた気持ちになっていたわたしは
唇をかみしめた
そして自分を落ち着かせようとトイレへ入った
「 なんでわたしはこんなに怒っているんだ? 」
聞いてみた
そして直感でひらめいたこと
『 彼女たちは自分たちが正しいと思っている!
ということに腹を立てているってことはすでに
わたしは正しいのだ!
彼女たちは間違っているのだ!!
人を非難してはいけない!
正しさを主張してはいけない!
という 批判 があるからだ
相手に対して それはおかしい・ひどい
と感じる時点で わたしはおなじことを相手にしているということだ 』
って思った
『 どちらも公平にみると全く同じ
どちらも間違っているし
どちらも正しい
そこに甲乙はない 』
ひょえ~って感じだよ
どんなに自己評価が低い人間でも
ココロの奥では
「 わたしは正しい 」
って思っている
正しい・間違い
これをどうのこうのしようとすると難しい
だけど
「 わたしは正しい でも あなたも正しい 」
「 わたしが正しいなら あなたも正しい 」
こういう発想は出来ないだろうか?
わたし を上げて
あなた を下げる
どっちも上げてもいいんだな
スポーツの勝ち負けのように
優劣付けないと気が済まない性格だったわたしには
目からうろこの発見
とても気が楽になった感じがしている
人は
人と関わることで
変化してゆくのだな
あの日はとても大事な日だったんだね
ランキングに参加していたのだったわ
応援どうぞよろしくお願いしまーす