柊斗と過ごした145日 | DogRescueHUG~SAKURASAKU~

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全ての小さな命たちに桜が咲きますよう、新しい家族に命を繋いでいます。 いつの日かこの活動がなくなることを願って。

4月14日


午前11時20分


柊斗が息を引き取りました。






受け入れられず、気が狂うほど

泣き叫びました。


呼んでも呼んでも、柊斗の心臓は再び動くことはありませんでした。




今までずっと伏せてきましたが、

柊斗は滋賀県のセンターに収容されていました。

収容日は昨年の7月31日



被毛は抜けて皮膚が見えていて、手足顔が傷だらけで、耳は真っ黒です…。

そしてガリガリに痩せています。


何故、こんな姿になってしまったのかは、考えればすぐにわかります。




この姿を見て引き取りを決めましたが

すぐに入れあげる場所がな、その時にいた中型犬が譲渡になってからお迎えに行きました。

それが11月19日。


もっと早く迎えに行ってあげれば良かった…。


悔やみます。



柊斗はかなりの咬みがあるため、保護当初はマズルガードをして過ごしていました。

そこから、エリザベスカラーに変えたりしながら様子を見ましたが、私もボランティアさんも噛まれました。



脊椎症の進行を少しでも遅らせるために、一日三回の散歩は病院の日以外は、雨の日も欠かさず行きました。

ろくにご飯も貰えてなかったことから、食べ物への執着も強く、それが逆に有り難く好き嫌いなく何でもよく食べてくれました。

耳がなかなかよくならず、週1で耳の洗浄の治療に
通いました。

耳ダニが沢山いて真っ黒だったお耳が、最後は毛も生えてこんなにキレイになりました。



よく頑張ったね!


3度の輸血にも耐え、よくよく頑張りました。

供血にご協力をいただいたワンちゃんや飼い主さんたちに、心より感謝しております。

亡くなる4日前、バギーでお山に行きました。

バギーも嫌がることなく、逆に

お母さん!
僕をバギーに乗せてお散歩に連れてって🎵

という感じで、いつも気持ち良さそうにしていました。


白い蝶々が2羽柊斗の前に飛んできました。



そして亡くなる前々日、

柊斗は夕陽を見つめていました。





こんなにも夕陽をじっと眺め、柊斗はこの時何を思っていたのか…。

あまりにもこの光景が、胸を締め付け
切なく、言葉では言い表せない気持ちになりました。



亡くなる前日は雨

その日の夜、柊斗は涙を流し
まるで自分の死期を悟り、私に何かを訴えるような目をして、泣いていました…。

※動画が何故か貼り付かないです🙇


亡くなった日

いつもの様にボランティアさんとお散歩に行きました。




ついこの前、この大きな木の下に来たのに…。


最期に抱っこした柊斗は軽く

まだ温かい柊斗を強く強く抱き締めました。






柊斗と過ごした日々145日は短くとも

とても濃厚で、

お散歩は楽しく、柊斗のやることや仕草が可愛くて、愛しくてたまりませんでした。


祭壇をボランティアさんが作ってくれました。

お花が沢山届いております。
皆様、柊斗にありがとうございます🙏


葬儀は明日
4月17日11時から執り行います。


我が息子柊斗へ

柊斗は本当に頑張り屋さんでしたね。
お母さんにも最初は
『クソババァ!あっちに行け!』と、よく怒鳴っていましたね。
柊斗は好き嫌いなくお母さんの作ったご飯をいつもお皿を洗わなくてもいいくらい、きれいに食べてくれましたね。
怒りん坊の柊斗も、子犬のようにはしゃぐ柊斗も、お母さんもボランティアさんたちも大好きでした。
お散歩も最初は車椅子でいっぱい走りましたね。
とっても上手に乗れて、みんながビックリしてましたよ。

柊斗、生まれてきた意味がやっとわかりました。
柊斗が生まれて来たのは、この家に来てお母さんやボランティアさんたちに巡り会うために生まれたんだね。
柊斗、生まれてきてくれて、ありがとう!
大好きだからね!
お母さんが、お鈴をチーン!と鳴らしたら、すぐに帰って来てね!

柊斗、もう何も痛くないね!苦しくないね!
お空でいっぱいいっぱい思いっきり走り回れるね!

大好きだよ!

柊斗!柊斗!柊斗!

ありがとー!!

行ってらっしゃい!!



皆様、柊斗に温かいお言葉をありがとうございました。

柊斗は明日、お空に帰ります。


最期まで立派に生き抜いた柊斗を誉めてやってください。



柊斗の母より


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