本日から、国立市議会で予算特別委員会がはじまりました。

 

今回も、この分厚い予算書との格闘がつづきます(^^;

 

 

令和7年度の歳入歳出予算の総 額 は、39,875,000千 円
とうとう、400億円に迫る予算となりました。

 

市税は順調に伸びていますが…

歳出(市の支出)もどんどん増え…

 

経常収支比率は、100%を超えてしまいましたえーん

 

国立市の一般会計予算の特徴は「民生費」が多いこと。

 

 

また、性質別内訳を見ると、人件費や扶助費といった「義務的経費」が突出して多いことが分かります。

 

前年度の決算でも「扶助費」の伸びは毎年のように増加していることが分かります。

 

 

とくに「社会福祉費」については、自治体に任せるのではなく…

国の責任に於て賄うべきと、個人的には考えています。

 

 

そんな国立市の予算特別委員会初日では…

①年々増加する「扶助費の伸び」について

②コミュニティバス「くにっこ」の更新について
(※これはちょっと楽しみな予算です)

③「株式等譲渡所得割交付金」について

④「デジタル地域通貨発行事業収入」について

⑤「ネーミングライツ料収入」について

⑥「都支出金 教育費都補助金」について

など…

多くの質疑をさせていただきました。

 

ちょっと気になったのは「株式等譲渡所得割交付金」のこと。

基本的には東京都の通知に基づき算定される予算ですが…

 

いつも1億円以上の増減があり、今ひとつ信用ならない数字なんです。

 

「株式等譲渡所得割交付金」は、特定口座における上場株式等の譲渡による所得等の金額に対して課税されるものなので、昨年12月末時点の証券会社からの報告が元になります。

 

が…

例えば、昨年のいわゆる「植田ショック」日経平均が一日で4,500円以上暴落するような案件があると、損失を出す人もいて…

状況の全貌は、確定申告後に判明することになるかもしれないのです。

 

だから、歳入を多めに見込んでいると…

後で、減額補正をさせられるかもしれないリスクが潜んでいるのです(^^;

 

 

もっとも株価は8月の底からは順調に上昇したので…

損失も限られたものかもしれませんが。

 

 

というわけで…

初日の「実施計画」と「歳入全般」の審議は無事に終了。

 

明日からは「歳出」の審査です。

 

がんばるぞ〜‼