本日8月2日の日経平均株価は、2,216円の値下がり。

1987年10月20日のブラックマンデー以来の大きな下げ幅となりました。

(※ブラックマンデーでは3,836円の下落)

 

ここまで騰り続けていた米国の株式市場が、その上昇を牽引してきたNIVIDA(エヌビディア)など半導体関連株の下落で大きく崩れ…

 

また、このタイミングで日銀の利上げが発表され、やや急激な円高に振れたこともあり、日本の株にとっては売られやすい要素が揃ってしまったようです。

 

さらに…

サマーバケーションを永く取る外国人たちにとっては、騰っていた株を売ってキャッシュポジションに戻すタイミングでもあったのかもしれません。

 

本日の日経225のチャート。

長い長い陰線ができました(;;)

 

 

ただ…

戦後に再開してからの日本の株式相場の70年チャートを見れば、今日の下落は自然な流れのようにも感じます。

 

 

問題は、このあと…

 

今日の米国の経済指標、雇用統計は予想より悪化。

つい最近まで堅調だといわれ続けてきた消費関連もここに来てネガティブな指標やニュースが出てきています。

 

その雇用統計を受けてドル円はさらに売られ…

23時現在、147円を割って円高が進行しています(^^;)

 

今夜の米国の株式市場も再び大きく下落しており…

円高の進行も相まって、週明けの日経平均はさらに下落が進みそう。

 

久しぶりに世界規模での株価下落のスパイラルが起きるかもしれません。

 

そして…

ここまで堅調に利益を伸ばしてきた「NISA」や「つみたてNISA」なども、一時的にマイナスになる場面があるかもしれません。

 

でもね。

そうなったら「つみたてNISA」などはむしろチャンス!!!

ドルコスト平均法なので、安い価格でたくさん購入されることになるんです。

 

投資をはじめたばかりの人にとっては、しばらくドキドキの期間がつづくかもしれませんが、これは景気のローテーションのほんの一幕です。

上ったものは下がるし、下がったものは必ず上ります。

 

また、日本企業の株価は他国に比べてPERもPBRも低いので、実はまだまだ騰る余地があると私は考えています。

 

苦しい時期ではありますが…

しばらく、引いた目で経済ウオッチしてみるもの面白いかもしれませんよ。

 

 

FPめぐみ…

ちょっと忙しくなりそうです(^^;)