今年1月に行われたイベントに引き続き…

2024年度「子ども大学くにたち」の第1回目の授業が行われました。

 

テーマは「子ども×情報×ロボット」

 

 

今もっともアツい分野でもある、ロボットや人工知能、AIのお話です。

 

1時間目の授業は…

ロボット工学の専門家!!!

東京大学大学院工学研究科教授の淺間一先生です。

 

 

淺間先生からは、「ロボットとは」というお話から…

現在もっとも活用されている産業分野でのロボットや、先生ご自身が関わられている福島第一原子力発電所の廃炉作業ロボットのお話。

 

 

また、先生が現在取り組んでいらっしゃる、小さなアリのようなロボット。

 

1体1体の力は小さくても、協力して働くことで活躍の範囲が広がる「自律分散型ロボット」は、これから期待されるロボットシステムだと感じました。

 

 

子どもたちもロボットには興味津々で…

淺間先生の話を、先取りして発言してしまう子どももいました。

 

今年1月に月面着陸に成功したJAXAとタカラトミー等の共同開発によって生まれた、超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」のことも知っていたみたい(*^^*)

 

日本のロボット開発にますます期待が高まりますね!

 

そして…

実は、1973年に世界初のヒューマノイドロボットWABOT‐1を開発されたのが、2時限目の授業をされた、白井克彦先生です。

 

 

早稲田大学の機械系分野と情報系分野が連携して、機械系のメカニズムと制御システム、情報系の会話システムと視覚システムが組み合わさり、ヒューマノイドロボットが誕生したんです!!!

(WABOT‐1は、1歳半くらいの知能をもっていたといわれています)

 

 

白井先生…

授業ではご自身の功績についてほとんど話されなかったのですが…

2002年に人工知能学会功績賞受賞を受賞されたスゴい人。

 

早稲田大学の第15代総長でもあります。

 

…ということで、稲門会のメンバーで記念撮影(笑)

 

 

ちなみに…

大学時代には男声合唱団「早稲田大学グリークラブ」に所属されており…

国立一中の仲間と結成した国立混声合唱団「ときわ会」は、今年で結成68年を迎えるそうです(現在は「くにたち混声合唱団ときわ会」)

 

3時限目の授業は、国立学園の校長先生もされていた神林照道先生。

 

 

早稲田大学では、すでに英語の試験などにAIを導入しており、アバターと会話しながら試験を進めるという近未来な世界になっていますが…

 

 

ここからは、ロボットや人工知能についてのお話から一転して…

神林先生はAIにはけっしてできない授業を行ってくださいました。

 

漢字には、中国から伝わったものと日本で考案された国字がありますが…

漢字を組み合わせることで、新たな漢字をつくることもできるのだそうです。

 

例えば…

「これはなんと読むでしょうか?」

 

 

子どもたちは答えられましたよ(笑)

 

さらに…

子ども自身に、新たな漢字をつくってもらう問題。

 

 

参加した68人の子どもたちが、「ハイ、ハイ」と元気に手を上げる姿が微笑ましかったです(*^^*)

 

くにたちの子どもたちは頼もしいなぁ。

 

で、今回の授業は子ども以上に大人にも人気があったようで…

200名を超える方が参加していらっしゃいました。

 

気さくな白井元総長とお話もできて…

とても楽しく有意義な時間をいただきましたハート

 

 

次回の「子ども大学くにたち」は2025年2月の予定です。

こちらもビッグな先生が登場しそう…

 

楽しみですね〜