今日4月9日は、国立市内の公立中学校の入学式です。

 

南岸低気圧の影響で、朝から雨風が吹き荒れています。

防災速報で何度も警告される大雨注意雨

 

桜の木を大きく揺らすほどの突風が吹いています。

 

 

市内の中学校は3校ありますが…

参列させていただいたのは、議会の質問などでも取り上げている国立第三中学校。

 

議会で提言しているのは、この学校で行われている素晴らしい取り組みのこと。

 

NHKの番組でもオンエアされた「カジュアルウイーク」

制服などに加え、私服での登校を5日間だけ認める取り組みです。

 

生徒からの発案で、細かなルールは生徒会の役員を務める学生が決めています。

 

※詳細はNHK首都圏ナビのWebサイトで

他にも…

校則を生徒が自分たちで見直す取り組みなど…

生徒主体のルールづくりを積極的に行っています。

 

山口校長は、生徒たちからの提案(答申?)を受け最終的な判断をする立場。

「ダメなものはダメとしっかり伝えるつもりですが、生徒から出される答申は、こちらが考えている以上に練り込まれた内容になっています。この取り組みが進むなかで生徒会に入りたいという生徒が増えていることにも驚いています」

とのこと。(※個人的なインタビューにて)

 

入学式の式辞でも、この取り組みのことを誇らしくお話しされていました。

 

 

生徒を信じる山口校長のお気持ちが、子どもたちにも届いているのでしょうね。

 

国立三中は「コミュニティ・スクール」の設置モデル校にも選ばれています。

 

「コミュニティ・スクール」は、学校と保護者、地域住民等との間の信頼関係を深め、学校運営の改善や児童の健全育成に取り組む「地域とともにある学校」を目指す事業です。

(※こちらも一般質問で取り上げています)

 

これまでの「学校評議員会」に替え「学校運営協議会」を設置しますが、組織される協議会のメンバーは、これまで評議員として関わってくださった方にお願いする予定だそうです。

 

コミュニティ・スクールへの移行をスムーズに行うためにもよいお考えだと思います。

 

また、「コミュニティ・スクール」を設置することで、国から新たな補助金を得られることになり、これをどのように使うかも校長先生の腕しだいかもしれません。

 

山口校長は、「(不登校といわれるような)登校できない生徒たちのための居場所を、放課後の学校内につくりたい」とおっしゃっていました。

 

例えば、図書室に「放課後カフェ」のような…

 

「お茶を飲みながら本を読んだり、自習したり。自宅から出て、ただそこに居るだけでもいいと思っているんです」

 

ワクワクしますね〜(*^^*)

私も全力で応援します!!!

 

そんな国立三中の入学式。

 

桜吹雪の中ではありましたが…

 

 

在校生代表の「新入生を迎える言葉」は胸がアツくなるほど素晴らしく…

大人への階段を確実に昇っている姿に圧倒されました。

 

 

ご入学おめでとうございます。

みなさまの輝かしい未来にエールを送ります!