台湾では余震がつづいているようですが…

日本国内でも毎日のように有感地震が発生しています。

 

4月2日には、岩手県で震度5弱

4月3日には、千葉県で震度3

そして本日4月4日は、福島家沖で震度4…

 

ここのところの気温の乱高下も気になります(;;)

 

JESEA(地震科学探査機構)の調査によると、電気式温度計による計測で、10分以内に2℃以上の気温変化が表れると、その数日後から2週間以内の範囲で地震が起きていることが分かったそうです。

 

地震の前に発生する異常な電磁波が、電気温度計の白金低抗体に流れる電流に影響を及ぼしており、温度計の値を変動させているのではないかという仮説です。

 

もちろん、電磁波の擾乱については地震以外にも原因があるので、地震の前兆と断定することはできませんが…

 

自然災害に対して闘う術のない私たちは、前兆らしきものが表れたときに何らかの対応ができるよう、日々備えておきたいと思っています。

 

 

首都直下地震の発生確率が今後30年間で70%と発表されたのは、たしか2012年頃。

(政府の地震調査研究推進本部は2004年に、南関東でのM7クラスの地震の発生確率は今後30年間で70%程度と発表していました。

 

それから10年以上(2004年からだと20年)経っていますが…

東京都の最新の広報でも、発生確率が今後30年間で70%ということでした。

 

ただ2004年や2012年と異なっているのは、実は被害想定なんです。

 

建物被害が10年前の30 万4300 棟から19万4431棟と大幅に減少!

死者数も9641名から6148名と30%近く減少しています。

 

これは、東日本大震災以降、建物のの耐震化が進んだことや、みなさんの防災意識が高まったことによるものです。

 

この被害想定をさらに減少させるために…

 

東京都はオリジナルの防災ブックを全戸配布しています。

 

 

関東大震災から100年を契機とした自助・共助の更なる促進を図るため、都民の災害への備えを促すための防災ブック。

 

BOXの中には、「東京防災」と「東京くらし防災」

 

 

さらに感震ブレーカー設置の案内や「マンション防災」の冊子も入っていました。

これ、けっこう大事です!!!

 

 

「東京くらし防災」には、自分の防災レベルを判定できるページもあり…

防災の知識の確認と備蓄など自助の準備ができました。

 

 

さらに東京都には「東京都不燃化ポータルサイト」というWebサイトがあり…

木造住宅密集地域などでの地震火災に備える様々な取り組みが紹介されています。

 

 

我が国立市は内陸部にあり津波などの危険性はありませんが…

やはり懸念されるのは地震による火災被害です。

 

Webサイトには「東京都の区市町村別 地域危険度一覧表」もありました。

 

国立市を調べると…

 

多くの地域で「建物倒壊危険度」も「火災危険度」もランク1〜2で危険度は低いと判定されているようです。

 

自分が住む地域の危険度をチェックして、災害時に備える取り組みを自治会ごとに確認するとよいかもしれませんね。

 

 

また、自宅の耐震性に問題がなければ「自宅避難」も選択肢のひとつです。

 

我が家は、各部屋ごとに備蓄を準備。

廊下には、すぐに運び出せる防災グッズと食糧を用意しました。

 

なにも起きなければ、それで良し!!!

 

そうなることを祈っています。