「nonowa国立SOUTH」内覧会のレポート(その3)は…
国立市が推進する「ウェルビーイング」な視点でつくられた建物のお話。
国立駅前に商業施設が建築されると決まってから…
開発を行うJR中央線コミュニティデザインさんと国立市が話し合いを行い…
さらに市民向けの説明会や意見交換会なども行っていただきました。
東京の中でも、とくに「景観」や「環境」への意識が高い住民が多いとされる国立市に配慮してのことだと思います。
そんな過程を経てできた建物は…
「Comfortable Living ~居心地のよい街のリビング~」をコンセプトにした、落ち着きのある素敵なデザインになりました。
使用する素材も環境に配慮したサステナブルなものばかり。
例えば、歩道のタイルは工場で型抜きの際に出た廃土を再利用したリサイクル製品で、街並みにも調和する明るめのせっ器質タイルが使われています。
鉄骨にガラス張りの建物ですが、中の構造物はほとんどが木材。
それも、地元の多摩産材が使われているんです!
さらに…
内装には、国立市内の桜の木や旧国立駅舎の建築のために保存されていた古材が各所で使われています。
トイレのドアの取手や…
「TULLY’S COFFEE &TEA」の照明器具は、富士見台の「クミタテ」さんが手づくりしたもの。
素材は、もちろん国立市内の桜の廃材です。
各階を表示するサインに使われているのは、老朽化のために伐採した国立市役所敷地内の桜の枝。
なんとも懐かしく…愛おしく♡拝見しました。
洗面所の内装にも廃材が使われています。
おしゃれ〜(*^^*)
こちらに解説が…
nonowa国立SOUTHの環境デザインを手懸けられたのは、市内で活動する家具・プロダクトデザイナーの小泉誠さん
予約制でしか入店できない「こいずみ道具店」はちょっと憧れのお店です。
さらに、
国立らしさ満載のnonowa国立SOUTHでは…
CO2 排出量削減に向けた取り組みの一環として、館内の使用電力を全て再生可能エネルギー(風力発電)で賄います。
これも素晴らしい取り組みですよね!
昨日はお客様が多すぎて入店制限まであったnonowa国立SOUTH。
はやくお買い物に行きたいなぁ…
市役所の桜サインと記念写真(笑)