今年はお正月準備がほとんどできなかったとことは書きましたが…
唯一、お正月の食材でちょっと贅沢をしたのが「黒豆」です。
実は、石井家では昔からお節料理の黒豆は「榮太樓總本鋪」と決まっていて…
(近所に榮太樓の工場があったからでしょうか)
ごく普通の母の手づくりお節の中に…
輝く宝石のような、特別な「黒豆」が添えられているのが定番でした(*^^*)
なので…
実家を離れた今でも、黒豆は榮太樓總本鋪。
今年は、金柑も併せて買いました。
榮太樓總本鋪は、今から200年も前に、細田安兵衛(幼名栄太郎)さんが日本橋のたもとに和菓子の屋台を開いたところからはじまります。
その看板商品は「梅ぼ志飴」(うめぼし飴)
角の丸い三角形の、あの飴をご存知の方は多いのではないでしょうか。
さらに…
「黒飴」「抹茶飴」「紅茶飴」などとともに…
「水ようかん」や「みつまめ」も有名になっていきました。
榮太樓總本鋪の飴やお菓子も大好きですが…
この「黒豆」は格別です!
北海道産のふっくらとした黒豆を、榮太郎の特別な蜜で煮含めた逸品
「まめ」は丈夫・健康を意味し、「まめに働く」などの語呂合わせからも、お正月にかかせない品なのだそうです。
この一年、健康に過ごせますようにと願いを込めて…
1粒1粒、たいせつにいただきますね。