旧国立駅舎の改札口に…
稲藁を持った可愛い案山子?
実は…
本日、11月19日から11月23日までの5日間。
旧駅舎の広間で「SDGs 僕たちの米作り!」が開催されています。
子どもたちが国立市内の田んぼで、田おこし、田植え、稲刈りを通して…
主食である米の大切さを認識するとともに、農家が減っている現状、東京での地消地産、食育について、さらにはそれが環境問題や温暖化にも繋がることを知り、自ら調べ、それを発信するイベントです。
広間には、子どもたちの手による展示もありました。
田植えや稲刈りに参加しての感想や…
SDGsの目標実現に向けて、自分たちが行った取り組みのこと。
今回は、2番、12番、15番、17番に繋がったことが分かりました。
お米の種類の比較や…
お米を使った好きな料理に投票する「お米選手権」
子どもたちが調べて作成した「お米クイズ」もありましたよ(*^^*)
初日となる本日は…
お米づくりの体験をした子どもたちによる発表会が行われました。
3歳から小学校6年生の子どもたちが参加して行われた…
田おこしや、田植え、稲刈りの様子を記録したスライドショーでの発表。
つづいて…
グループに分かれての研究発表。
2000年前の弥生時代からはじまったとされる、お米の歴史についてや…
お米を使ったお料理の発表や、お米の消費量の推移。
生産量の推移や…
20年前に比べると50%も減ってしまった農家さんのこと。
田んぼの害虫と益虫についての発表もありました。
そして、世界で見るお米の消費量と日本の自給率の調査。
最後は、精米したお米を販売して消費者に届けるまでの体験です。
販売するために、子どもたちが考えたパッケージのデザインの発表。
毎年、春になるとやってくる国立のツバメをデザインの中心に据え…
幸せを運ぶお米をイメージしているそうです。
考えてるなぁ…
他にも、「笑」の文字を描いて、食べた人が笑顔になるデザイン。
(警察のマークを周りにデザインしたのは信頼の証のようです)>(*^^*)
茶わんに山もりのご飯を描いた作品など…
子どもたちの豊かなアイデアが、オシャレなパッケージになっていました。
発表のあとは…
このロゴデザインや子どもたちの発表に関わった大塩りつ先生からのお話です。
りつ先生は、国立市でプレゼンテーション教室「発表表現ラボ」を主宰しています。
子どもたちが、ただ教えを受けるだけではない、自ら学び発信するチカラをつける勉強はとてもたいせつ。
ぜひ、国立市の学校教育にもご協力いただきたいです。
最後に…
私(石井めぐみ)からも感想述べさせていただきました。
このイベントで子どもの「学ぶチカラ」を見せていただきました。
環境が整えば、子どもたちは自ら学びを得ようとします。
子どもたちを支え、環境整備をすることが私たち大人の役目なのだと改めて感じました。
発表が終わった後は、子どもたちがつくったお米の販売です。
1合300円
「ぼくたちが作ったお米を販売していますよ〜!!!」
駅前を歩く人たちに、元気な声で呼びかける姿が頼もしかったです(*^^*)
素晴らしい機会をご提供くださった関係者のみなさまに深く感謝いたします。
ありがとうございました