先月、毎日新聞に掲載された記事と共に…
『ウィニング・パス』ロケ20周年上映会のお知らせが届きました。
日時:11月18日
会場:北九州市小倉北 商工貿易会館
残念ながら、18日はすでに予定が入っているので出席は叶いませんが…
「20周年」という文字を目にして、撮影当時の記憶が鮮明に甦りました。
「車椅子バスケの映画を撮るから」と中橋プロデューサーにお話をいただき、製作発表に関わらせていただいたのが2003年の5月。
当初は東京周辺で製作されるはずだった映画でしたが…
2002年に北九州市で車椅子バスケの世界大会が日本ではじめて開催されたこと。
北九州市の障害福祉課や当時は先進的な取り組みだった地元のフィルムコミッションの全面的なご協力。
また、長期のロケとなる宿泊先や食事などのご協力もいただけることとなり、急きょ北九州市を舞台にした作品になったと聞いています。
主演は、4000人を超えるオーディションで選ばれた(まだデビュー間もない)現役高校生の松山ケンイチくんと、こちらも現役高校生だった佐藤めぐみちゃん。
メインキャスト以外の同級生役などは、公募のオーディションで地元の高校生の中から選ばれました。
この映画の最も重要なシーンを担う車椅子バスケットの選手には、地元のチームと大分「太陽の家」のチームが中心となり、九州全域の8つのチームが結集したことで、練習の場面や迫力満点の試合の場面を撮ることができました。
当時の全日本の選手も居て…
私にとっても間近で車椅子バスケを楽しめる絶好の機会となり…
このスポーツの大ファンになったんです(*^^*)
そして何より…
(夏休み中のロケだったので)真夏の暑い中…
何日にも渡る試合のシーンに参加してくださった、1,000人にも及ぶ地元エキストラのみなさまと地元のボランティアスタッフのみなさまのお陰で撮れたこのシーン
わずか数分のシーンに何日も掛けるという撮影現場のリアルにもご理解をいただき、ご協力いただいたことがこの作品の成功に繋がったのは間違いありません。
今、思い出しても胸が熱くなるシーンです。
北九州市のみなさまには、ほんとうにお世話になりました。
ありがとうございました。
18日の上映会がご盛会でありますように