同級生の間で噂になっていたアレが…
ついに、私の元へも送られてきました(^^;)
ジャーーーン
「年金の請求手続きのご案内」
「アレが届くとけっこうショックだよ」と、聞いてはいたのですが…
うん。
たしかに…微かな衝撃
もうそんな年齢なんだぁ(笑)
それでも、年金を納めていたからこそいただける通知。
しっかり読んで老後の生活設計をしなければなりません。
そんなわけで…
今夜はFP的立場から「公的年金」のお話です(*^^*)
公的年金の仕組みはみなさまもご存知だと思いますが…
「国民年金」と「厚生年金保険」の2種類があります。
すべての人が対象になるのが「国民年金」
会社員や公務員が対象になるのが「厚生年金」
会社員や公務員は「国民年金」と「厚生年金」の両方を受給できます。
自営業者や農業従事者などは第1号被保険者で、厚生年金がありません。
(※ちなみに市議会議員も第1号被保険者なので、国民年金のみの加入です)
国民年金と厚生年金は、原則65歳から受給できますが、繰上げ制度を使えば60歳から受給することも可能です。
逆に、国民年金と厚生年金を、75歳まで繰り下げて受給することも可能です。
繰り上げにも繰り下げにもメリット・デメリットがあるので、年金の請求をするときには十分な検討が必要です。
【繰り上げ受給のメリット】
・若くて元気なうちに年金をもらえる
・持病や健康面に不安がある場合は、早めにもらったほうがよい
【繰り上げ受給のデメリット】
・毎月受給できる年金額が減額される(60歳から受給すると24%の減額)
・長生きすると経済的な不安が出てくる可能性がある
【繰り下げ受給のメリット】
・1ヶ月遅らせるごとに、年金受給額が0.7%ずつ増額される
(70歳からの受給で42%UP、75歳から受給すると84%UP)
・長生きすると、年金総額が高額になる
【繰り下げ受給のデメリット】
・繰り下げる年齢までの生活費の確保が必要
・長生きできないと損をする可能性がある
・年金が高額だと、税金や社会保険料の負担が大きくなる
FPのお仕事をしていると…
「年金は何歳から受給するのがお得なの」と聞かれることがありますが…
年金の総額で得か損かを考えるより…
「何歳まで働くのか」
「資産状況はどれくらいあるのか」
「健康状態はどうか」
「家系的に長生きする可能性があるか」などなど…
それぞれの方の状況によって検討するのがよいと思っています
平均寿命より長生きしそうな健康状態の人は、働けるところまで働いて、繰り下げ受給で月々の年金額を引き上げておくと老後の生活不安が軽減されるかもしれません。
参考:65歳の人の平均余命(現在の推計)
男性:84.85歳
女性:89.73歳
年金受給額を決めるには、老後のライフプランを立てることも重要です。
ちなみに…
俳優(自営業)&市議会議員(年金制度無し)の私は、国民年金のみの受給なので、満額でも月額66,250円の受給しかありません。
これではさすがに生活できないので(^^;)
ぎりぎりまで繰り下げて、できる限り働くつもりです。
さらに…
「つみたてNISA」や「iDeCo」でコツコツ資産形成をしています。
2024年から、新たな「つみたてNISA」がはじまるので、こちらにも期待!!!
そろそろ「ライフプランの作り方講座」をやろうかなぁ。
「新しいつみたてNISAセミナー」もまたやりたいです。
今夜はバリバリFPモードの石井めぐみでした(笑)