「くにたち未来共創拠点矢川プラス」の紹介のつづきです。
今夜は、2階の子どもの遊び場などを中心に見て行きましょう!
階段を上がって左手に進むと見える広いスペースが「ここすきひろば」
ここからは、靴を脱いではだしで上がります。
0歳から親子で安心して遊べる広場。
木の玩具がたくさんあります。
こちらは、木でできた大きなレゴブロックのような玩具。
しっかりと組み合わさるので、上に乗ってももちろん安全。
昇ったり降りたりすることで、子どもの運動欲求を満たすことができるそうです。
こちらのレンガのような木のブロックは、同じ大きさのものをたくさん用意することで、自我が芽生え「自分のものにしたい」欲求を主張しはじめる1歳〜2歳くらいの子どもたちが、争いになるのを避けることができるそうです。
さらに、周囲との関わりを意識するようになると、他の子どもと一緒にブロックを並べたり、何かに見立てて一緒に遊ぶようになるのだとか。
…とお話をしながら、細田館長はけっこう真剣にブロックを並べています(笑)
子育ての環境づくりを専門で研究されている細田館長ならではのアイデアが光る子育てスペースです。
ここすきひろばには、保健師や保育士、幼稚園教諭の資格を持ったスタッフが常駐しているので安心ですね(*^^*)
「ここすきひろば」をそのまま左に進むと現われるのが「こども縁側」
一階からも見える、巨大なネット遊具がある場所です。
こちらが1階から見たネット遊具「探求キット」
「こども縁側」を通った先にあるのが「こどもラボ」(国立市幼児教育センター)
「こどもラボ」は、「子どもの最善の利益」の実現にむけ、国立市がこれまでも進めてきた幼児教育に関する取り組みをさらに推進するために設置された施設です。
幼児教育センター所長の細田館長は「子ども環境学」が専門の研究者。
子どもの行動を「環境」の視点から考えるという、これまであまり論じられていない観点で保育を行う取り組みは、たいへん興味深いです。
先生の研究論文を読んでみたいなぁ。
幼児教育センターは、今後の国立市の子育て施策のメインスペースになりそう!
大いに期待しています!!!
明日は、これまでも度々提言をしている中高生の居場所について。
矢川プラスでの取り組みについて紹介します