昨日の「実施計画」と「歳入」に引き続き…

予算特別委員会の2日目は「歳出の前半部分」を審議します。

 

今回の持ち時間は、議員一人あたりで10分。

じっくり質疑しようとすると、3問がぎりぎりのラインでしょうか。

 

 

初日の「歳入」では・・・

 

「指定寄付金」

いわゆる「ふるさと納税」の返戻品で得られる収益についてです。

残念ながら、国立市は2億円を超える税金の流出があり…

なかなか、それを埋めるだけの収入が見込めません。

 

そこで提案したのが「PayPay商品券」です。

寄附をした自治体のPayPay加盟店でのみ使用できる商品券。

つまり、国立市に寄附をして「PayPay商品券」を受け取った(実際はスマホに付与されます)方は、国立市まで来てその商品券を使っていただく仕組みです。

 

今や、ただのネットショッピングになっている「ふるさと納税」ですが、国立市まで来ていただくことでその魅力に触れ、ゆくゆくは転入を考えていただけるかもしれないという、なかなかのアイデア商品(返戻品)なのです。

 

現在は、226の自治体が対象。

さらに、325の自治体が参画を予定しているそうです。

 

「雑入(38.旧国立駅舎記念品売払代金)」

「雑入(39.ふるさと納税旧国立駅舎記念品売払代金)」

この2つの事業は、いずれもレール文鎮の売り上げに関するもの。

 

現在は、月に10個ほど売れているようですが…

当局が出してきた試算は、5,000円×200個の約100万円!!!

とくに、「ふるさと納税返戻品」は12月に集中するので、その1ヶ月間で100個を売る目標はやや現実離れしているかと…(^^;)

 

そこで、ネット販売ができないかを伺いました。

可能ではあるけど、役所が直接行うととんでもなく面倒な手続きが必要とのこと。

そこで、現在「レール文鎮」を委託販売している「まち案内所」でネット販売ができないのかも伺いました。

 

「それは、もちろんOK」ということでしたが、新たに作成した文鎮は、アメリカのイリノイ州で使用されていたものなので、その年代やイリノイ州の場所や、当時どんな列車が走っていたのかが分かるパンフレットを添えてほしいこともお願いしました。

 

「部活動指導員配置経費補助事業補助金」

学校の教員の負担を減らすために、中学校の部活動の顧問を外部から雇用するための補助金です。

2016年の8月(9月議会)に一般質問した、中学校の部活に外部指導員を積極的に起用できないかという提案で、その後「外部指導員配置支援事業補助金」が活用できるようになりました。

が…そこで起用した外部指導員は、コンクールや試合などの引率はできません。

子どもたちにとっては、ふだん指導してくれている指導員が本番に居ないことが大きな不安に繋がっていました。

 

今回新たに予算がついた「部活動指導員」は、その引率ができる指導員。

ただ…「対象が運動部に限る」ということで改善を求めました。

市内の中学には優秀で有名な吹奏楽部だってあるんです!

東京都の補助金なので、ぜひ掛け合ってくださいね。

 

…と、初日の振り返りをしていたら遅くなってしまいました(^^;)

 

ということで、「歳出」の話はまた明日(笑)

 

 

そう言えば…

今日は暑かったですね。

 

議員控室の窓を開け放していたのですが、室内は28度!!!

これはもう夏の気温ですあせる

 

 

明日も20度超らしいので…

暑さ対策をして臨みます!

 

 

巷では…

「政治家女子48党」という政治団体ができて、4月の統一地方選挙を目指すとか。

 

元党首の方は「地方議員はめちゃめちゃお金もらえる。別の仕事を持っている人には最高。当選しても議会に行かなくてもいい。」とおっしゃっているらしいですが…

 

ホンキで臨むなら…

寝る間もないほどの仕事が待っていることを教えてあげたいです(^^;)

 

地方議会は、ひとりひとりの議員の力量がはっきり見える場所。

少しでもサボれば、あっという間についていけなくなる世界だということを、どうか心に留めて立候補してくださいね。