例年なら、目の前の公園で行われる消防出初式ですが…

月初の予報では雨か雪とのことだったので、今年は総合体育館で…

 

式典のみが行われることになりました。

 

 

雨か雪の予報は外れましたが…

屋内での開催ということで、私も臨席することができました。

 

 

国立市には独自の消防署がありません。

 

立川消防署の国立派出所を取り囲むように6つの消防分団があり…

それぞれの地域の安全を守っています。

 

 

それにしても…

お仕事をしながら日々の訓練を重ねる消防団のみなさんには頭が下がります。

 

規律正しく美しいその姿を間近に見ると感動します。

 

 

開会の辞からの…永見市長の告示。

告示のなかで、昨年行われた合同総合水防訓練のお話をされました。

 

近年、日本各地で想定を超える降雨量が報告されています。

南部に多摩川がある国立市でも、大規模な水害がいつ起こるか分かりません。

 

大きな河川で起こる水害に備えるには、近隣地域の協力が不可欠です。

「いつか起こる」ことを念頭に、本気で取り組まなければいけないと、改めて強く思いました。

 

 

各消防団のご活躍もあって…

昨年も国立市内での火災による死者は無し!

(※火災は58件ありました)

 

昨年12月には、「火災による死者ゼロ4000日」を達成したそうですクラッカー

 

 

今年9月には関東大震災からちょうど100年になります。

 

内閣府では、首都直下地震の被害想定などが改めて検討されています。

想定される地震のひとつが、マグニチュード7.3の立川直下地震。

 

ここが震源になると、国立市でも相当大きな被害がでることが予想されます。

 

ただ、国立市で予想される被害の多くが倒壊ではなく「火災による焼失」です。

これは、むしろ私たち一人ひとりの備えと日頃の訓練によって、最小限の被害に留められるかもしれません。

 

消防団のみなさんの姿を見ながら…

そんな思いに駆られた今日の式典でした。

 

 

これからも、国立市の安全と安心のために…

どうぞよろしくお願いいたします。