脳内疲労MAXで休養するつもりだったのに…

 

議会終わりで積み上がった資料の山を見ていたら、急に片づけたくなってきて…

20年間触らなかった(笑)書庫の掃除をはじめてしまいました(^^;)

 

半分くらいは、もう用済みの書類たち。

 

でも、そこに交じってちょっと貴重なお宝を発見!

 

少し古びた白い箱を開けると…

なんと、Appleマーク入りのシステム手帳。

 

 

どうやらダビンチの本革手帳のようです。

 

 

開くと…

「Think different」の文字。

1997年に発表されたApple Computerの広告キャンペーンのスローガンです。

 

 

あの印象的なテレビCMを覚えている人も多いのではないでしょうか。

 

手帳には、カレンダーや通常のメモの他に定規や…

 

 

連絡帳や…

 

 

名刺入れ。

 

 

今ではスマホの中に全て入っているものが、システム手帳にあったんですね。

 

「ちょっと皮肉だなぁ…」と思いきや。

 

「いや待てよ」

 

スティーブ・ジョブズは、このシステム手帳のように…

小さなコンピュータの中に、持ち運べる全てのデータやアプリを入れようとしていたのではないかしら…

 

だからこその、このデザイン。

通常は、縦の向きで入るべきAppleのシンボルマークが、横向きになっています。

 

 

これは、まるで小さなノートパソコン。

この手帳を頂いた1999年2月には、まだ発売されていない「iBook」のようです。

 

さらに…

 

世に出すには早すぎたニューヨンの失敗をものともせず…

 

スティーブ・ジョブズは、iPhoneという誰もが持ち歩ける小さくて高性能なコンピュータを作り上げることに成功しました。

 

彼はドキュメンタリー番組の中で、こんな言葉を残しています。

 

Shake off this erroneous notion that life is there and you’re just gonna live in it, versus embrace it, change it, improve it, make your mark upon it.

 

ただそこにある人生を生きるのではなく…

それを変えて、改善して、足跡を残して行く。

(かなりの意訳)>(笑)

 

改めて…

このノートに、その奇跡の片鱗を見たような気がしました。

 

この手帳を手に入れた1999年のMacworld Expoでのツーショット。

 

 

そして、今日10月5日は…

奇しくも、スティーブ・ジョブズの命日です。

 

そんな日に、この手帳を見つけたのにはきっと意味があるはず。

 

「Think different」の発想で、私もチャレンジしてみようかな。