僅か8.15k㎡の国立市内には、30を超える学校がありますが…

 

我が家から見えるこちらの校舎は…

通信制高校のパイオニア「学校法人NHK学園」です。

 

 

1962年にこの地に創立されたNHK学園は、今年の10月1日に60周年を迎えます。

国立市の市制施行が1967年ですから、それより早い創立ですね。

 

今や、ICT技術を活用する新しい学びの場としても注目される学校です。

 

 

そのNHK学園は、国立市と積極的に地域連携をしていただいています。

 

昨年4月からはじまった新型コロナのワクチン接種の際には、集団接種会場となった市民総合体育館の代わりに、市民のための体育館利用で協力をいただきました。

(11月からの集団接種でも、またお世話になる予定です)

 

また、図書室を使ったフリースペース「校内よりみち」を、学生の居場所として市民のみなさまにも解放していただいています。

 

 

他にも、公民館や社協のボランティアセンター、市役所の児童青少年課などと連携しながら、様々な地域貢献の活動をされています。

 

 

そして、何より嬉しかったのは…

高校の探究学習科目である総合的な探究の時間に、NHK学園では「くにたちの魅力を探る」をテーマに、地域の方や一橋大学の学生さんたちと一緒に学習していること。

 

テーマを探すところからはじめた探究の時間でしたが、辿り着いたのが…

「くにたちの魅力は、そこで活動する人々」だったそうです。

 

この話には、長年このまちに住む私もちょっとウルっと来てしまいました。

 

NHK学園は通信制の高校ですが、スクーリングの授業もあり、全国から学生さんが通ってきます。

そんな市外の方たちにも、国立の魅力を知ってもらえる機会になりますよね。

 

さらに…

NHK学園では、学校に通えなくなっている中学卒業後の子どもたちに学びの場を提供し、「社会の中で生きる力」をつけてもらう取り組みをしています。

 

教職員は、保護者とは別の「身近な存在」として、中学校までしかケアできない市の教育委員会に代わって、その後の子どもたちをケアしていただく存在にもなってくれているんですね。

 

NHK学園の60周年記念サイトでは、卒業生のインタビュー動画も掲載しています。

 

 

まちの中に、NHK学園があることで…

子どもたちの未来が拡がっているような気がします。

 

 

いつでも、どこでも、自分のペースで学べる学校…

多様性をたいせつにする国立市にピッタリな教育施設だと改めて感じました。

 

創立60周年ではありますが…

1999年に建て替えられています。

 

それ以前の旧校舎は…

私の女優としての出発点でもある、NHK銀河テレビ小説『太郎の青春』に登場する、あの校舎です(*^^*)

 

 

はじめてレギュラー出演したドラマだったので、思い出深いロケ地ハート

 

私の「くにたち愛」の源になっているのかもしれません。