国立市の東側、住所は府中市北山町になるのでしょうか…
道路沿いに「美容室」や「レディースシェービング」の幟。
他にも「楽しい面白いアートレク」なんて幟もあるし…???
実はここ!
いわゆる「デイサービス」を行っている介護事業所なんです(*^^*)
「デイサービス笑福(えふ)」さん
定員20名のアットホームなデイサービスは、利用者さんの笑顔があふれる、明るく楽しい居場所になっています。
「笑福」の過ごし方には、様々な特徴があります。
午前中は、バイタルチェックや個人の機能訓練、集合体操やゲーム。
お昼ご飯を食べた後は、喫茶タイム。
「必ず、みなさんひとりひとりのオーダーを聞くんです」と、スタッフの原口さん。
スタッフは利用者それぞれの好みや温度などを把握しているのですが、敢てオーダーを聞き、選ぶ楽しさを共有したり、体調などの確認をするのだとか…
細やかな心遣いが伝わってきますね(*^^*)
午後は「アートレク」の時間。
絵画や工作、手芸やときには脳トレなど、それぞれの趣味に没頭する時間帯。
この日は、自分の手を模った絵に創作を加えるという楽しいアート。
指導されていたのは、本業がイラストレーターというスタッフさんです。
壁には、みなさんのユニークな作品が展示されていました。
個性が光って面白い〜♡
午後2時からは、歌唱の時間。
「笑福」の山本代表が、自ら生演奏してみなさんと唄います。
私もいっしょに楽しませていただきました
そして、「笑福」のもっとも大きな特徴は…
理美容室が併設されていること!!!
本格的なシャンプー台と…
個室のカットスペース
なんと、超音波美容器まで…ヽ(*'0'*)ツ
実は…
山本代表がデイサービスをはじめられたきっかけが、女性の「いつまでも美しくありたい」という気持ちを応援したかったからなのだそうです。
プロの美容師(兼理容師)さんでもある奥様と、「理想のデイサービスを行いたい」と、7年前に立ち上げたのが理美容併設の「笑福」でした。
それまでの、ありきたりのレクで時間を過ごすデイサービスではなく…
それぞれの人が、これまで獲得してきたスキルや体験や記憶や能力を存分に発揮できる場所を作りたい…。
美しくいること、楽しく過ごすことで健康も保てると、山本さんはおっしゃいます。
さらに…
常に不足している介護人材の確保にも、新たな手法を取り入れていました。
週1回、全12回のインターンシップ制度です。
「介護士などの資格がなくても、それぞれの人が持つスキルを活かして関わってくれればよいと思っています」と山本さん。
そのインターンシップ制度に応募して…
『このままここに携わりたい』という気持ちが芽生えたと、おっしゃる原口さん。
栄養士と調理師の資格を持ち、お菓子の製造販売なども手懸けていた原口さんが、介護事業所に関わるとどんな化学反応が起こるのか…とても楽しみです(*^^*)
で…
このお話を聞きながら、私のアタマの中では「GBER」を使ったモザイク就労が、こんなところでも活かせるかもしれないと、勝手な妄想となって広がりました(笑)
事業所の場所は府中市ですが、利用者の6割は国立市民だそうで…
送迎の片道が15分以内なら、近隣市の利用もできるそうです。
また、理美容の利用は(介護保険外なので)一般の方ももちろんOK!!!
デイサービスを見学するついでに、カットやシャンプーもできますよ。
デイサービスは自費での利用も可能です。
ぜひ一度、見学に行ってみてください。
「国立人」さんのこちらの記事も参考になりますよ。
P.S.
山本代表に…
「昔、石井さんが早稲田大学応援団のステージ発表の司会をやっていたのを観たことがあります」とお話をいただきました。
…もう40年近く前のこと。
新宿の厚生年金ホール(たぶん)で、早稲田大学応援部のドリル(楽器を演奏しながらフォーメーショんを作るパフォーマンス)ステージの発表会が行われ、司会をさせていただきました。
懐かしいなぁ(#^^#)
山本さん、ありがとうございました。