旧国立駅舎で、素敵なイベントが行われました。
『クリスマスキャロル2021』
国立市内にある東京メトロチャーチのゴスペルクワイアによる賛美歌の合唱。
「国立町をつくるときに参考にしたヨーロッパの街の中心にあったのは、駅舎ではなく教会だったのではないでしょうか」という林牧師のお話がありました。
ドイツのゲッティンゲンの街の中心も教会だったし…
イタリアの街の中心にあるのも、教会と広場です。
その「教会のような」旧駅舎には、たしかに賛美歌が合いますよね。
そして…
イベントの後半は、国立出身の久米小百合さんのコーナーです。
久米小百合さん…
実は、歌手の元・久保田早紀さんです。
現在は、教会音楽家、音楽宣教師として活動されているそうで…
あの時代と変わらぬ美しい歌声で、満員の(外にもたくさんの方がいらっしゃいました)観客を魅了してくださいました。
久保田早紀さんのヒット曲といえば、誰もが知る『異邦人』ですが…
子どもたちが空に向かい両手を広げ
鳥や雲や夢までもつかもうとしている
あの歌詞は、通学電車のなかから見える国立駅近くで遊ぶ子どもたちの姿から発想したものだったそうです。
とすると…
「過去からの旅人を呼んでいる道」は、大学通りのことなのでしょうか…。
久米さんはご存知ないと思いますが…
私は彼女と同じ1958年生まれ(つまり同い年)
そして、デビューも1979年と同じ年なんです。
つくづくご縁があるなぁ…と
で、記念のツーショット(笑)
クリスマスキャロルの最後は、会場の人もいっしょに(マスク越しではありますが)
『きよしこの夜』の合唱です。
駅舎の壁に、こんな風に歌詞を投影できるのもいいですね。
旧駅舎の活用イメージも拡がりました。
東京メトロチャーチのみなさま、素敵な歌声をありがとうございました