今日11月4日の東京都の新型コロナ新規感染者数は14人。

 

昨日が祝日で検査件数が少なかった(1,755件)ことを割り引いても、感染者の数は確実に減っていると実感します。

 

ただ、世界を見渡せば感染が拡大している地域もあり…

「ウイルスの自壊」というような希望的な見解を安易に信じるわけにはいきません。

 

ただワクチン接種は確実に進んでいて、国立市が本日発表した資料によると…

 

1回目の接種を終えた方が、全年齢(12歳以上)の83.8%

2回目の接種を終えた方が、全年齢(12歳以上)の81.5%

と、8割を超える方が先ずは2回の接種を完了されたそうです。

 

8割以上が接種済みなら、それだけでも感染者数は抑えられるので一安心(*^^*)

 

あとは、次の波に備えて準備を進めておくことが重要です。

 

 

先月されたNHKの『首都圏情報ネタドリ!』

「どう備える?自宅療養者への食料支援」

 

8月に急増した新型コロナの新規感染者。

8月の後半には、自宅療養者や入院先を調整中の人が4万人に達しました。

 

自宅で亡くなった方も20名を超え…

新型コロナウイルスの恐ろしさをリアルに感じたのもこの頃だったと思います。

 

自宅療養者や待機者のために、東京都は食料や生活物資の支援をはじめましたが、感染者の急増で追いつかず…

一週間待っても支援物資が届かないという話も聞きました。

 

そんななか…

 

国立市は独自の支援をはじめます。

 

「自宅療養支援室」を立ち上げ、自宅療養を余儀なくされている方に迅速に物資を届けるサービスや医療へ繋げる支援、健康相談などを行ったのです。

 

 

こんな小さなまちでも、多いときには1日に11世帯に届けたこともあったそうです。

 

 

ただ最も大きな課題は、個人情報の壁が立ちはだかり、支援が必要な人がどこに居るのか見えないことでした。

 

療養者の情報は東京都が管理しているため、国立市では把握できません(;;)

 

 

さらに、東京23国はそれぞれの区に保健所がありますが、多摩地区にはたった5つの保健所しかなかったので、対応が追いつかなかったのです。

 

 

1997年に施行された「地域保健法」を契機に、保健所の数は大幅に減らされました。

公衆衛生の改善や結核などの減少により、保健所が請け負う業務が減ったことが要因とされていますが…

 

この地図を見れば、多摩格差を感じずにはいられません(;;)

改めて見直す必要があるのではないでしょうか。

 

収まったようにも見える新型コロナの感染状況ですが、空気が乾燥する冬場はウイルスも舞いやすく、年末の人出は感染拡大の要因になるかもしれません。

 

国立市の地域包括担当部長でもある自宅療養支援室の葛原室長は、「決して、市民が自宅で取り残されるということが起こってはいけない」という強い覚悟で、次の波に備える準備をはじめているそうです。

 

 

「つながる・つなげる・寄り添う支援!」を旗印に…

国立市の丁寧な住民サービスは、今日もアナタのために全力で進んでいます(*^^*)

 

※ブログの写真はNHKの番組のテレビ画面を写したものです。

問題がある場合は削除するかもしれません。