今日は、国立市生活環境部環境政策課によるZOOM会議。
テーマは「インクルーシブ公園整備に向けたワークショップ」です。
新しいiMacになってから、オンライン会議がずいぶん楽になりました(*^^*)
ところで…
「インクルーシブ公園」とは、どんな公園のでしょうか。
先ずは「インクルーシブ」の定義から…
国立市はソーシャルインクルージョンの理念を掲げ、「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」を制定しています。
この条例が制定されたのは、平成31年ですが…
それ以前から、教育の柱のひとつに「インクルーシブ教育」の推進がありました。
私自身も一般質問や予算特別委員会などで、その拡充を度々訴えていました。
「インクルーシブ」とは「包括的な(全てを包み込む)」という意味です。
人種や障がいの有無などの多様性を認め合うという価値観は、今や世界的なスタンダードになりつつあります。
そんななか…
海外での子育ても経験している都議の龍円愛梨さんが「障がいなどがあることで公園を利用できず、友達や家族と一緒に遊べない。そんな子どもたちを一人でも多く減らしていきたい」という思いから東京都に働きかけ、世田谷区と豊島区に誕生したのが、インクルーシブ公園でした。
(海外では、Inclusive Playgroundと言うようです)
※実際の公園の様子や東京都の取り組みを紹介してくださる龍円さん
まだ具体的な構想は白紙ですが…
国立市でインクルーシブ公園になりそうな場所をピックアップし、(あくまで案として)担当課がレイアウトなどを示してくれました。
例えば、谷保第四公園…
なかなか良い感じですが、第四公園は柵やフェンスがないので、子どもの飛び出しなどに注意しなければなりません。
インクルーシブ公園には駐車場も必須です。
市役所の駐車場から公園までの段差の解消も必要ですね。
もうひとつの候補地として上がったのが、国立市流域下水道処理場広場。
駐車場もあるし、野球場もテニスコートもある広い公園です。
周囲が塀や植え込みで囲まれていて、子どもの飛び出しなどの心配はなさそうです。
それにしても…
この広場の名前、なんとかならないのでしょうか(^^;)
会議には30名程が参加して、グループワークも行いました。
「どんな公園がよいか、どんどん上げてみよう!」という試みでは、Googleフォームに書ききれないほどたくさんの名案が、みなさまから上げられました。
今回のワークでは、遊具のことより、場所や雰囲気や人員配置など、現実に即したリアルな要望や案が多かったです。
インクルーシブ公園の実現に向けたワークショップではありましたが、既存の公園も更新が必要なのかもしれません。
で…
実は、今日の参加者の顔ぶれを見て、思わず声を上げてしまいました。
だって…
なんと同じ障害児の母で、「てんしのわ」の共同運営者で、「Women's Labo」の代表で、私の心の友である彼女が居たのですから〜ヽ(*'0'*)ツ
鎌倉女子大学教授の小林保子先生♡
医療的ケア児や特別支援教育を専門とする彼女は、様々なタイプの子どもが一緒に育ち合う「インクルーシブ保育」も提唱しています。
関わってくれてありがとう〜
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
環境政策課のみなさま!
たいへんお疲れさまでした。
次回は、10月か11月ごろの予定だそうです(*^^*)