「まちづくり」を100年前からたいせつにしてきた国立市には…
まちづくりにおける市民参加の仕組みや開発事業の手続及び基準を定めることにより、国立市都市計画マスタープランにおけるまちづくりの将来像の実現に寄与することを目的とする条例があります。
それが「国立市まちづくり条例」です。
その「まちづくり条例」に基づいて、JR国立駅南口に建設が予定されている商業ビルについての住民説明会が行われました。
説明をしてくださったのは、株式会社JR中央線コミュティデザイン(Jnonowa国立や、セレオ国分寺などを運営する会社)と、JR東日本建築設計の方々です。
このブログでも何度か書いてきましたが…
平成29年12月議会で提案をさせていただいたことをきっかけに、旧国立駅舎の両側に広い空間を確保するために、国立市はJR東日本さんと協議を続けてきました。
そのブログがコチラ!
その結果、令和3年3月に、ついに土地の交換について合意することができました。
※下図がその詳細です。
※用地交換についての確認書や経緯などはコチラです
で…
今日は、主に「JR建物」と書かれた部分に商業ビルを建設するための説明会でした。
予定事業区域面積は、841.33㎡
予定建築面積は、約650㎡
予定延べ面積は、約2,500㎡
建物規模は、4階建(約23m)
容積率は、約297%(基準は595%)
事業の内容は、商業施設(物販・飲食・サービス等)
工事予定は、2022年秋〜2024年春ごろまで
旧国立駅舎(復元駅舎)との距離などは、この図のようになっています。
最初のころの計画より、西側に大きな空間ができるようになりました。
これなら駅舎が圧迫されずに済みますね(*^^*)
大学通りから見た国立駅南口周辺が、美しい風景になるといいなぁと思っています。
説明後の質疑応答のときに、元商工会長が…
「市議の石井めぐみさんと立ち話をしたら、彼女が駅前はヴェルサイユの庭園みたいになるといいと言ってたんですよ」とおっしゃっていましたが…
ヴェルサイユの庭園のシンメトリーは美しく大好きですが、さすがにそこまでは(笑)
私が考えているのは、旧国立駅舎や一橋大学の兼松講堂のようにな、ロマネスク風建築と調和する建物を造っていただけるといいなぁということ。
(もちろん、市民ひとりひとりに様々なお考えがあると思うので、あくまで私個人の意見です)
nonowa国立を造るときも、外装のタイルにこだわっていただきました。
現段階ではガラス張りの外観を予定しているようですが…
新築される商業施設が、イベント広場と一体となるような統一感があると嬉しいです。
みんなに愛される、まちに賑わいをもたらす施設になることを期待しています。