7月7日ですが…(^^;)

6月議会が終わりました。

 

先月のブログでもお伝えしたように…

国立市立学校給食センター整備運営事業に係る事業契約で、必要な手続きを欠いたまま事業者の選定に進んでしまったために、いったん仮契約を停止して債務負担行為を補正予算で計上し、改めて委員会で審議を重ねた上で本日の最終本会議を迎えました。

 

こちらが、現在の給食センター。

施設の老朽化は著しく、働く方々の環境的にもたいへん気になっていました。

 

 

場所は国立市の南部になりますが、新しい施設は快適な職場環境になりそうです。

 

現時点でのイメージ図。

できれば、もうちょっとワクワク感が欲しいなぁ(*^^*)

 

 

採決では反対する議員も多く賛否は拮抗しました。

 

反対の理由は大きく2点。

・1社入札で決まってしまったこと

・建設予定地がハザードマップ上の浸水が想定される地域であること

 

私は賛成の討論をしました。

 

1社入札となったのは、国立市が示した高い要求水準書と国立市ならではの給食に対する深いこだわり、さらには厳しい予定価格が影響したのではないかと思っています。

現に、多数の入札で決まった他市の価格を、給食1食あたりの価格で見ると同程度。

今回の入札が不適切であったとは言えません。

 

洪水ハザードマップ上で浸水の可能性がある地域に建設することで反対する声がありますが、私はむしろこの場所に公共施設を建てることには大きな意義があると思っています。
万が一、ほんとうに3mもの浸水が起こるほどの洪水がきたら(1000年に1度と云われていますが)もっと多摩川に近い付近の住宅や施設は水に飲まれてしまいます。

 

給食センターの2階には広い会議室を作ることになっているので、そこを近隣の方々の安全な避難場所として利用できるよう整備していただきたいと要望をしました。
(落札されたのは、東日本大震災のときに、福島県南相馬市の給食施設で市民を対象に食事提供を行った事業者さんです)

 

最後は賛成多数で可決。

 

可決されたのですから、今度はよりよい給食センターができるよう、前向きな議論をしたいです。

 

 

順調に進めば、令和5年の2学期には新しい給食センターが稼働します。
 

新しい施設が、新たな市民の集いの場になるといいなぁ(*^^*)