7月4日投開票の東京都議会議員選挙が終わりました。
残念ながら、応援していた岡本こうきさんは落選してしまいましたが…
昨夜の開票速報を見ながら、なんだかムラムラと後悔の念が湧き上がってきました。
そもそも私はなんで、岡本さんを応援したかったのかしら。
2年前の市議会議員選挙で応援をしてもらったから…?
もちろん、それもあったけど…
そんなことより、私が彼を貴重な人材だと判断したからではないのかしら。
2017年に都議になった岡本さんは、「子どもを虐待から守る」という視点から、議員提案(都議会ではめったに無いこと)で 「子どもを受動喫煙から守る条例」を制定。
さらに小池都知事に働きかけをして、2018年には「東京都受動喫煙防止条例」が制定されることになりました。
同様に、体罰禁止を明記した「子供虐待防止条例」にも関わってきました。
これは、私たちが「未来日本政治塾」でいっしょに学んだとことがベースです。
正しいと思ったことを実現させる、チカラをもった議員でした。
「都民のために働く、実働する議員でありたい!」と語っていた姿を思い起こし…
今になって、もっと応援できたのでは…と悔しい気持ちが込み上げて来るのです。
都議会議員選挙の告示は、国立市議会の6月定例会の最中でした。
(7月7日が最終本会議です)
会期中ということもあって、積極的に動くことを躊躇っていました。
「現職で頑張ってきた人だから…」
「こんなに仕事をしている議員なのだから…」
と、どこか安心していたような気もします。
でも選挙はそんな甘いものじゃない!!!
後援会組織も、支援団体もない岡本さんは苦しい闘いを強いられていました。
都議会でどんなに一生懸命働いても…
有権者のみなさんに伝える術がなくては、その姿は届きません。
都議選に関するネットの書き込みを見ると…
「都民ファって、どんな仕事してたの?」
「小池さんの風だけで選挙通って、その後はなにやってたの?」
やってましたよ!
特措法の改正だって、いち早く提案したじゃないですか。
コロナ禍での協力金だって、都民ファ提案で実現したじゃないですか。
でも、悲しいことにやっぱり伝わらない…
書き込む人たちも、自分で調べる熱意はない…
選挙の厳しさ、難しさを改めて痛感しました。
先輩議員に…
「選挙は熱量だよ」と教えていただいたことがあります。
その先輩は、この選挙で300回の街頭演説を行ってトップ当選を果たしました。
見事です!!!
岡本さんは「この結果を一つの区切りとして、自身が選挙に出るのは、これをもって潔く引退するつもりです」と、自身の態度を決めていました。
これはもう都民にとっても国民にとっても損失だと思うけど…
新たな目標に進もうとする岡本さんにエールを送ります。
お疲れさまでした。
あなたの「実現力」は、きっと次のステージで活かされると思います(*^^*)
最後に…
いっしょに応援をしてくださったみなさま。
ほんとうにありがとうございました。