今日、7月2日の東京都の新規感染者数は660人。
13日連続で、前の週の同じ曜日の人数を上回っています。
これはもう、明確なリバウンド状態です。
そんななか…
あと20日ほどで東京オリンピックが開催されようとしています。
これまで人数を制限しての開催としていた組織委員会も、「開催場所や競技によっては無観客も含めて検討しなければならない」との見解を示されています。
(ただし、完全な無観客での開催ではありません)
私自身も、このような状況で開催することには基本的には賛成できません。
(ほんとうは、オリンピック・パラリンピックは大好きなのですが…)
ただし…
開催都市契約を読むと、IOCが被る損失への損害賠償などについて、とんでもなく厳しい条件が書かれているんです(;;)
6月24日の本会議で、国立市議会から
「東京オリンピック・パラリンピック競技大会の 延期もしくは中⽌を求める意見書」
が提出されました。
賛成過半数によって承認された意見書です。
慎重に考えた結果…
私たちの会派は、賛成することができませんでした。
その討論をYouTubeにUPしました。
(字幕付きです)
もちろん、オリンピックそのものが悪いわけではありません。
観客の人数が問題なわけでも、開催時間に問題があるわけでもありません。
10,000人の人を入れれば、それほど広くない場所で多くの人流が生まれます。
新型コロナの感染を抑えるためには人流を減らすことが有効。
これまでの対策で分かった明確な方法です。
観客を入れず、これまで培ってきたITの技術を活かした、新しい観戦の仕方を検討すべきです!
観客の代わりに客席にカメラを配置して、選手のあらゆる動きをキャッチして…
5Gの通信を駆使して、今まで観ることのできなかった、選手の細かな動きや競技の素晴らしさを伝えることはできないのでしょうか。
オリンピックのために4Kのテレビを買ったみなさまのために…
選手の美しい筋肉や額に浮かぶ汗を写すことで、より近くに競技を感じることができるのではないでしょうか。
このオリパラは、日本の新しい技術が試される大会になるかもしれません。
このピンチをチャンスにする取り組みを、今こそしっかりと進めてください。