本日は建設環境委員会が開催されました。
補正予算の中でもっとも質疑が多かったのが…
商工費の中の「キャッシュレス決済事業費」について。
9,500万円という大きな予算が計上されています。
実は、この事業は東京都の補助金事業。
コロナ禍で疲弊する事業者さんを支援する目的で、事業費の4分の3の補助金をいただけます。
市町村ごとに上限額が決まっていますが、国立市は64,532,000円の補助を受けられるということで、当局が設定したのが、9,500万円の事業費でした。
国立市が見込んでいる消費喚起額は、約3億円!
つまり実質3,000万円ほどの予算で、3億円規模の商業振興を行う事業なんです。
事業の概要は…
国立市が選定したキャッシュレス事業者(1社)の決済を使うと、利用者に30%のポイントが還元される仕組みです。
対象店舗は、スーパーやコンビニ、チェーン店などを除く市内の中小事業者。
マイナポイントなどの事業が行われたときに、市内でも多くの小売店さんにキャッシュレス決済が導入されました。
こんなマークがあるお店ですね(*^^*)
私自身もスマホで決済できるようになってから、お財布を持ち歩かなくなりました。
しかしながら…
高齢者などを中心に、まだスマホを持っていない方もいらっしゃいます。
多くの質疑は、その恩恵を受けられない方々への配慮などを求める声でした。
確かに、それはだいじ。
でも一方、以前販売された紙のプレミアムチケットは、並んで買える人だけが先着順で恩恵を受けたために、忙しく仕事をされている方や、早朝から家を空けられない人からは不満の声もいただきました(;;)
担当の課長からは「この機会にスマホを使っていただけるように、スマほ講座や説明会などを開くことを考えています」というご答弁がありました。
実は、これがとてもだいじ!!!
いわゆるガラケーは、あと数年で使えなくなってしまうからです。
大手3社を見ると、3G対応の終了時期が発表されています。
au:2022年3月31日
ソフトバンク:2024年1月下旬
ドコモ:2026年3月31日
※2020年9月18日時点での情報
ガラケーが使えなくなって不便になる前に…
これから進むデジタル社会に乗り遅れないために…
情報弱者にならないために…
そして、キャッシュレス決済の恩恵を受けるために…
ぜひスマホへの乗り換えを検討してみてください。
実際に使ってみれば、かんたんだし便利ですよ(*^^*)
「スマホ講座」が市内のあちこちで開催されることを期待しています。