世界の食料需要量のうち、畜産物の需要量は2050年には(2010年の)1.8倍になると言われています。
食料を輸入に頼っている日本では、これまでのような「飽食」の時代は終わりを告げているかもしれません。
そんな日本の未来に目を向けるために、SDGsに基づいた「食」の在り方を勉強しています。
そんななか…
世界で一番お肉に真剣な会社「格之進」の代表取締役、通称「肉おじさん」と云われる千葉祐士さんとお話をする機会をいただきました。
千葉さんの会社は、世界中の誰もが幸せになるために…
持続可能な社会と持続可能な日本の農業、畜産のために、真剣にSDGsを推進する取り組みを行っています。
その千葉さんに、牧草で育てた10歳の経産牛のお肉をいただきました。
通常、牛がお肉になるまでの平均的な期間は、20ヶ月〜40ヶ月と云われています。
さらに、一般的に高級と言われるようなお肉は、あまり運動させず栄養価の高い資料で肥育されています。
放牧すると肉が硬くなったり、肉量が取れなかったりと課題が多く、市場にはあまり流通していません。
こちらが、放牧の10歳経産牛のお肉。
赤味の色が濃く、脂身も濃いクリーム色。
千葉さん曰く「とてもカラダに良いお肉」とのこと。
調理の仕方まで教わればよかったのですが…(^^;)
とりあえず、ステーキにしてみました。
サシが少ないので焼き加減が難しかったのですが…
(ちょっと火を通しすぎたかも…)
オリジナルソースと共に、なんとか出来上がりました。
たしかに少し硬いけど、噛めば噛むほど味わいがでる美味しいお肉
黄色い脂身は、青草を食べたことでベータカロテンが脂の色素に転移したものなのだそうです。
つまり、オメガ3、オメガ6の脂肪酸が多い、まさにカラダによい脂!!!(*^^*)
お肉をこんなに味わっていただいたのは、はじめてかもしれません。
ご馳走さまでした。
これからも、いのちをいただくことに向き合いつづけたいです。