本日は、担当する福祉保険委員会の審査がありました。

 

昨日も書きましたが、たいせつな補正予算が含まれる会議です。

 

 

とくに今回は、ほぼ全ての委員(担当する議員です)から質疑のあった、住居確保給付金について、相談や支給の状況を詳しく伺うことができました。

 

そもそも「住居確保給付金」というのは、離職や減収等により、住宅を喪失またはそのおそれのある方に、住まいの家賃を原則3ヶ月助成する制度です。

 

以前からあった制度ですが、このコロナ禍で相談や給付の件数が急増しているということで、今回の補正予算で「増額」の提案がされました。

 

担当課長のご答弁の中で、前年同時期は156件ほどだった4月から8月までの相談件数が、3.6倍の556件になっていること…

 

そのうち申請されたものが、前年の18倍にあたる166件あったこと…

 

認定が降りて支給された件数は、前年の21倍にあたる149件になったこと…

 

などが分かりました。

 

 

それほどコロナの影響は大きく、困窮されている方が激増しているのです(;;)

 

住居は生きるための最低限のベースです。

これが確保できなければ、雨露を凌ぐこともできなくなってしまいます。

 

課長のご答弁を聴きながら、もしかしたら、この制度をまだご存知無い方もいるのではないかしら…と、たいへん気になりました。

 

ふだん行政に頼ることの無い方は、コロナ禍でも行政サービスをチェックしていない可能性があります。

 

どうか、このブログを読んで周囲に気になる方がいらしたら、コチラの情報をお伝えくださいね。

 

住居確保給付金について(国立市のホームページより)

※他の自治体もほぼ同様だと思いますので他市の方も参考にしてください

 

 

今回の補正予算が通らなければ、この給付金の増額も見送られてしまいます。
人の命が懸かるたいせつな予算です。

 

今日の福祉保険委員会では賛成4名、反対2名でどうにか可決できました。

 

注目の採決は、9月15日の本会議。

なんとしても通るように、討論がんばります!!!